医療保険/女性のための医療保険

年代別・女性の医療保険の考え方(2ページ目)

年代によって異なる病気やケガのリスク。特に女性はどのように考えればよいのでしょうか。 統計をもとに、年代別の女性の備え方について考えてみました。

松浦 建二

執筆者:松浦 建二

医療保険ガイド

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女性はどんな病気で、医療保険の入院給付金を受け取っている?

出産で医療保険を使う人が多いのね

出産で医療保険を使う人が多いのね

医療保険に加入している女性が、何の病気によって入院給付金を受け取っているのかを表した統計を見てみましょう。

下記は、メットライフアリコ生命のパンフレットに載っていた統計です。2007年12月から2008年11月までに、女性の被保険者に支払った疾病入院給付金(入院給付金を支払う特約を含む)を、支払い件数の多い順に並べたものです。

■35歳以下(6歳~35歳)
1位 帝王切開
2位 切迫分娩又は早産
3位 妊娠早期の出血
4位 胎児発育不全や胎盤機能不全など
5位 子宮平滑筋腫

■36歳以上(36歳~)
1位 乳ガン
2位 白内障
3位 卵巣ガン
4位 結腸ガン
5位 肺(気管、気管支)ガン

※出所:メットライフアリコ生命『女性のための新終身医療保険レディーナ』パンフレットより

35歳以下は異常分娩が上位を占め、36歳以上はガンが多くなっています。女性が医療の保障を考える上では、出産やガンへの備えを中心に考えていくとよさそうです。

今回は、実際に入院や通院している患者数の統計と、実際に給付金を受け取っている被保険者の統計を紹介しました。どの年代でどのようなリスクがあるか、何となく傾向がつかめたのではないでしょうか。これらの統計も参考にしながら、より安心できる医療保障を確保してください。

【関連記事】

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女性は女性用の医療保険でないとダメ?
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【関連リンク】

厚生労働省『平成23年患者調査の概況』

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