フランスと日本のマリアージュ「エッサンシエル」

ライオン像

北浜と言えばライオン像

水の都大阪、中之島公園に架かる東から2番目の橋「難波(なにわ)橋」(通称ライオン橋)を渡る時、土佐堀川の東方の眼下に見える「バラ園」は、開花の季節にはいつも降りて行きたくなる癒しのスポットです。こんなバラ園とライオン橋を、遥か高みから望めるフレンチレストランがライオン橋の南岸である北浜のビルの7階に2012年3月末に誕生しました。

その名は「エッサンシエル(Essentiel)」。仏語で「本質的な」「必須の」といった意味合いの命名です。シェフは1976年福岡県生まれ、今年36歳になられる大東(だいとう)和彦さん。24歳時の2000年に渡仏、パリの「Le Violon d'Ingres」、「Taillevent」などで修行の後、2003年よりオテル・プラザアテネ内の「Le Relais Plaza」で、かのアラン・デュカス氏の指導を受け、2005年に氏のビストロ・ブノワ開業に伴い帰国されました。そこで副料理長を務められた後、2008年大阪のル・コントワール・ブノワのエグゼクティブシェフとして赴任。4年間に渡り腕を揮われた後、今回の独立となったわけです。
内装

L字カウンター席

間口の小さなビルの1階から一気に7階に上がってエレベーターのドアが開くと、そこはもういきなり店内。大きな白木のカウンターと手元の見えるオープンキッチンが目に飛び込んできて、さながら「フレンチ割烹」といった趣です。

カウンター側の右手、北側の全面ガラス張りの窓からは、例の中之島バラ園と川の対岸のビル群が望め、入り口の左手にあるテーブル席(4人掛け×2卓)側の窓からは、真向かいにレトロな大阪証券取引所ビルが手に取るように眺められます。

それでは、次ページでは昼のコース料理を御紹介します