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見やすさとネット連携が強化! ソニー Reader PRS-T2(4ページ目)

ソニーの「Reader PRS-T2」は、新書サイズで164gという、軽量・小型の電子書籍リーダー。EvernoteやFacebookとの連携機能に加え、電子ペーパーの弱点である画面の白黒反転を抑えて一層の読みやすさを実現しているのが特徴です。

佐野 正弘

執筆者:佐野 正弘

携帯電話・スマートフォンガイド

本体だけでいつでも電子書籍が買える!

PRS-T2はインターネットに接続することで、Evernoteなどと連携できるだけでなく、専用の電子書籍ストア「Reader Store」で直接本を購入することができます。

Reader Storeは、和書63000冊もの書籍数を誇る(2012年9月17日時点)電子書籍ストアであり、小説からビジネス書、コミックなど幅広いジャンルの書籍を、直接PRS-T2から購入することができます。専用のアカウントを取得し、登録する手間は必要ですが、書店に行かなくても、いつでも好きな本が購入できるというのは、大きな魅力といえるのではないでしょうか。
PRS-T2

専用の「Reader Store」で、端末からいつでも書籍の購入が可能だ


ちなみに本体には2GBのメモリが搭載されており、公称で書籍約1300冊、コミック約33冊の保存が可能です。さらに32GBまでの容量に対応したmicroSDスロットも備えており、パソコンから転送した著作権保護機能(CPRM)のない書籍などはこちらに置いておくこともできるので、容量面での安心度も高いといえるでしょう。

他にも、Webブラウザや画像リーダーなどいくつかのアプリケーションが用意されていますが、PRS-T2のディスプレイがモノクロで、かつ残像が残りやすい電子ペーパーであることなどを考えると、どちらかというと補助的な機能といえそうです。
PRS-T2

Webサイトの閲覧などもできるが、あくまで補助的な機能といえる



電子書籍リーダーとして、完成度の高い端末

PRS-T2は、専用端末ならではの軽量・コンパクト性を維持しながらも、白黒反転の回数を極力減らして読みやすさを向上させ、かつEvernoteやFacebookとの連携機能を備えるなど、新しい機能を積極的に取り入れた、電子書籍リーダーとしては完成度の高い端末といえるでしょう。

希望小売価格も9980円と、kobo Touchと比べれば若干高めではあるものの、従来と比べればだいぶ抑えられた価格に設定されているので、電子書籍に関心がある人ならお買い得度は高いのではないでしょうか。


【関連サイト】
ソニー Reader PRS-T2

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