フォルクスワーゲンのテーマパークにある3つ星レストラン「アクア」

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窓の外には運河を挟んでフォルクスワーゲンの工場群が広がる

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ドーム型が新鮮な「ビーフタルタル・ア・ラ・ボルシチ」

ドイツ北部にあるヴォルフスブルクは、自動車産業で知られる街。2000年にフォルクスワーゲン本社工場に隣接した体験型テーマパーク「アウトシュタット(自動車の街)」がオープンして以来、観光地としても人気になっています。このテーマパークの敷地内に位置する高級ホテル、リッツ・カールトン内に、ミシュラン3つ星のレストラン「アクア」があります。


 
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クレソンの緑と卵の黄が鮮やかなエスカルゴ料理

「サンペリグリノ世界のベストレストラン50」にも選ばれるなど、世界のトップレベルと名高い同レストランを率いるのは、スヴェン・ エルヴァーフェルド氏。新しい形のドイツキュイジーヌの立役者といわれる彼の料理は、楽しい驚きに満ちていて、コースの最初から最後までわくわくどきどきさせられます。

 
アミューズは「スナック&クリスピーロール」「スープショット&スプーンテイスティング」というシェフ独自のスタイルで、自らデザインしたという器で出されます。パリパリサクサク食感が楽しい一 口サイズのスナック数種に温・冷2種類のスープなどなど、あまりのすばらしさにコース前のおつまみの時点で早くも興奮してしまったガイドですが、めくるめくアクア・ワールドの始まりはこれから!

皿の上でのコントラストを大切にしているというシェフは、異なる食感や異なる温度を一皿の上でみごとに調和させます。たとえば、ドーム型のサワークリームとビートのスープを合わせた「ビーフタルタル・ア・ラ・ボルシチ」は、温度のコントラストが感じられる一品。「アカザエビと木炭でグリルした子豚バラ肉のグリル 牛の心臓トマトと甲殻類のマヨネーズあえ、バルサミコエマルジョン」はグリルの風味に、バルサミコと醤油、マスタード、オリーブオイルから作られたソースとトマトで甘酸っぱさを添えるという絶妙のアロマ構成。

 

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カレーソーセージを模した遊び心あふれるスイーツ

デザートのひとつ「スウィート・カリーヴルスト」は、 ドイツ名物のカレーソーセージを模したフルーツジュレをマカロンで挟んだ遊び心あふれる一品。かわいいユーモアに思わず感嘆の声が上がります。

ホテルの内装を担当したフランスを代表するインテリアデザイナー、アンドレ・プットマンの手腕も注目したいところ。運河を挟んで対岸にはフォルクスワーゲンの工場群、という一見無機質な景色をかっこいいアートに見せてしまうのはさすが。アヴァンギャルドな料理も含め、ホテル全体がさながら現代アートの美術館のようです。

リッツ・カールトンは世界中で展開する最高級ホテルチェーンですが、そのなかでもここは間違いなく唯一無二の場所。きっと忘れられないホテル体験になることでしょう。

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取材協力:ドイツ観光局

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住所:Parkstr.1 38440 Wolfsburg ザ・リッツ・カールトン・ヴォルフスブルク
TEL:05361-606056
営業時間:火~土曜 18:30~22:00
アクセス:ヴォルフスブルクまではフランクフルトから新幹線ICEで約3時間、ベルリンから約1時間。ウォルフスブルク駅から徒歩7分 ホテル・リッツカールトン内
予算:5皿コース 180ユーロほか
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