頻繁にポジションは見ない、不安になるニュースも見ない
金持ち投資家はそもそも資金が潤沢で、含み損はあまり気にならないので、メンタルマネジメントは不要です。また、金持ちはFXのようなレバレッジ商品にはあまり手を出さないこともあり、気になって仕方がないという局面にもさらされにくいと言えます。しかし、私のような中途半端な資金量では、レバレッジが効くものを中心にしますから、株に限らず含み損が出ているときは、やはりハラハラドキドキします。これで仕事が手に付かなくなり、本業に差し障りがあると、何のためにやっているのかわかりません。そこで、たいして金持ちではない私のメンタルマネジメント手法をご紹介します。ひとつめは、頻繁にポジションを見ないこと。含み損が出ていると、1日に何度も自分のポジション状況を確認してしまいますが、だからといって良くなるとは限りません。むしろよりポジションが悪化して、がっくり、ということになれば、精神衛生上良くありませんので、確認するとしても1日1回程度にしておく。(実際にはなかなか難しいですが)
次は、悪いニュースはなるべく見ないということ。損が出ていると、もっと悪いニュースを探して気分が落ち込むということがあります。そこで、楽観的なニュースに注目すると、少しは気分が落ち着きます。現実逃避的な側面がないわけではありませんが、希望が持てるのはメンタル上はよいことです。
3つ目は、含み損のでている小さなポジションを利益がでたときには早めに利益確定し、ポジション全体を軽くしておくことです。ポジションが縮小できれば含み損も小さくなるので、精神的にほっとします。一瞬でも反転し、ちょっとでも利益が出たら決済する。決済予約を入れておくと自動的に約定されます。
頻繁にポジションを見ない、悪いニュースを見ない、コマメに利益確定をする。この3つを私は実行しています。皆さんもぜひ参考にしてみてくださいね!