台湾のホテル事情
台湾南部にある都市・高雄の高級ホテル、高雄漢來ホテルのスイートルーム
物価の安い台湾ですが、残念ながら高級ホテルの宿泊料は、ほぼ日本並。ただし、台湾はホテル代が一部屋単位の料金、つまりルームチャージなので(朝食料金は別途人数分必要)、2人で泊まれば1人当たり半額になります。高級ホテルに2人で宿泊して非日常を楽しむことも、台湾なら可能! 中級クラスのホテルならVIPルームやスイートルームも手の届く値段です。
デザインに遊び心がある台北のジャストスリープホテル西門町
格安ツアーで使われるような台湾のエコノミークラスホテルに関しては、施設が古い、駅から遠いなど条件の悪いところが残念ながらまだまだあります。でも、そこは発想の転換! 例えば朝食が美味しくないホテルだったら、町に出て安くて美味しい朝食を食べることにすれば、旅の思い出も一つ増えますし、駅から遠くても近くに夜市や朝市などがあれば、むしろ駅に近いホテルより楽しめることもあります。
ただあまりに駅から遠すぎるホテルでは、真夏や雨季など一度着替えに帰りたくなる時期にはやや不便かもしれません。また安いけれど居心地が悪いホテルに滞在するのは、2泊なら我慢が出来ても、3泊4日となるとどうでしょうか……。そのあたりが割り切れるかどうかも判断の基準になります。
>>>台湾激安ツアーの安さの理由については台湾のツアーをご覧ください。
台北のホテル相場
台湾南部のリゾート地・墾丁にあるYOHOビーチリゾートにはBIKEHOTELがあり、自転車と一緒に泊まれます
また、宿泊料金が高い高級ホテルでも地方に行くほど宿泊料が安くなるため、ヨーロッパからの旅行客などは台北にこだわらず高雄など地方の高級ホテルにステイして、新幹線で移動する人もいるほど。
ビジネスホテルであれば2,800台湾元(約8,500円)~くらいが相場です。ビジネスホテルは客の少ない土日に割引をしているところがあり、観光客にとってはお得に泊まれることもあります。
低価格のホテルは2,000台湾元(約6,000円)~が相場。ただし部屋が狭め、窓が開かない(隣のビルと至近などの理由)、バスタブなしのシャワーのみ、朝食なし、といったことが予想されます。窓が開かなくても新しいホテルであればデザインにこだわって過ごしやすくしているところが多いので、1人旅で昼はほとんど出かけているならば充分かもしれません。