長崎の自然や四季に呼応したアートを楽しめる極上の空間「長崎県美術館」
2005年にオープンした長崎県美術館は、海沿いに建つシンプルでモダンな美術館。海沿いの散歩道に続いているので、散歩ついでにふらっと入れるような、そんな気軽に楽しめるスポットです。建物の設計は日本設計、そしてあの有名建築家・隈研吾が手掛けています。
長崎県美術館が提案する未来の美術館のかたちは、「呼吸する美術館」。オフィシャルのHPには『まるで生き物が呼吸をするように、美術館の外にあるさまざまな情報や刺激を吸い込み、それを新しい形の刺激として再び外へと……』と記されています。このコンセプトが大変素晴らしく、一度訪れるとまた戻ってきたくなるリピーターの多いのも納得。気取らず、長崎の自然との一体感を大事に、移り行く四季をアートと共に楽しめる。そんな空間が実現されています。
入り口から中へ入るとまず、天井の高さに驚きます。広々とした空間がなんとも非日常的であると同時に、心地よさも感じます。アートグッズコーナーも大変充実しており、ギフト選びにもオススメです。また、２Fの橋の回廊には開放的なカフェがあるのでぜひ利用してみてください。ガラス張りの建物なので、時間毎に織り成す長崎の景色を楽しむことができます。屋上庭園も開放されており、夕陽を眺めたり、海を見つめては穏やかな時間を堪能出来る隠れたナイスビュースポットです。
■長崎県美術館
住所：長崎市出島町2-1
アクセス：出島電停から徒歩約3分
地図：Yahoo!地図情報
TEL：095-833-2110
開館時間：10:00～20:00
休館日：毎月第2・第4月曜日（祝日の場合は火曜日が休館）／12月29日～1月3日
