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幽玄としたたたずまい…対馬の万松院

対馬市厳原町にある万松院(ばんしょういん)は日本三大墓所の1つに数えられる、対馬藩主宗家の墓所。ひときわ目を惹くのが、百雁木(ひゃくがんぎ)と呼ばれる石段。ひっそりとした幽玄なたたずまい。樹齢1000年を超える大杉などの巨木も多く見られます。

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日本三大墓所の1つ 対馬の「万松院(ばんしょういん)」

 

 

対馬市厳原町にある万松院(ばんしょういん)は日本三大墓所の1つに数えられる、対馬藩主宗家の墓所。

宗家の20代義成が、父である義智の冥福を祈って1615年に建立したもので、菩提寺として特別な崇敬を受けて来たそう。数度の火災からも奇跡的にまのがれた桃山様式の山門や仁王像、徳川歴代将軍の位碑が祀られているほか、朝鮮関係資料の閲覧も出来ます。

なかでもひときわ目を惹くのが、百雁木(ひゃくがんぎ)と呼ばれる石段。ひっそりとした幽玄なたたずまい。樹齢1000年を超える大杉などの巨木も多く見られます。

私が訪れたのは夏の暑い時期でしたが、この石段の空気は季節を忘れるほどヒンヤリとしていました。蝉の鳴き声以外は何も聞こえず、ゆったりとした時間を過ごすことが出来ました。日頃の喧噪からはなれて気分転換をしたいという方にもおすすめの場所です。

■万松院
住所:長崎県対馬市厳原町西里192
アクセス:厳原港から徒歩15分
地図:Yahoo!地図情報
HP:http://www.tendai924.com/banshoin/
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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