神秘的な鳥居のある風景…和多都美神社(長崎・対馬)
対馬の中央部に位置する豊玉町にある和多都美(わたづみ)神社は、潮の干満によって表情が刻々と変わる海宮です。この地には古くから竜宮伝説が残されており、「海彦山彦」の神話で知られる彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)と、豊玉町という名前にも由来する豊玉姫命(とよたまひめのみこと)を祀ったもの。
社殿の裏には沢山の巨木が聳え、その中に2つの大きな岩があります。それを夫婦岩と呼び、そばに豊玉姫命のお墓(御陵)があります。
本殿正面に並ぶ5つの鳥居のうち2つは海中にそびえ、潮の干満で様々な表情が伺えます。ちょうど私が訪れた時には、潮が引いていたので一番岸から近いの鳥居のそばまで歩いて行くことが出来ました。
鳥居が海のなかへと続く景色はとても神秘的。遠い神話の時代に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
■和多都美神社
住所:長崎県対馬市豊玉町仁位字和宮55
対馬空港から車で約30分
地図:Yahoo!地図情報