神話をほうふつとさせる幻想的な場所「天岩戸神社」
ここは天照大神(あまてらすおおみかみ)が姿を隠してしまい、世の中が暗くなって八百万(やおよろず)の神が集まって相談し、宴会を開いて天照大神を穴の外に出すことに成功し、再び世の中には光が照らすようになったという「天の岩戸開き」の神話で有名な場所にある神社です。近年ではあの「東国原・元宮崎県知事」が訪れた際に「“帰ってきなさい”と言う声を聞いて、知事選に立候補することを決断した」という話でも注目されました。敷地内には寺社殿のほかに、八百万の神が集まって相談された場所と伝えられる「天安河原」や、西の河原をイメージさせられるような渓谷、そして、建物の敷地の裏側からは「天照大神が身を隠したとされる場所」の「天岩戸」などを見ることができます。天安河原まで出向くには、少し勾配のきついところを歩いて行かなくてはなりませんが、その幻想的な雰囲気は神話をほうふつとさせられる景色です。
そして、こちらを訪れたら御祓い(おはらい)を受けられてみてください。ほかの神社とは少し違う形で神様に願いが届くようにと御祓いしてくださいます。
また「天岩戸」は神社のご神体でもあるため、神社の方にお願いして案内していただくと、対岸にある天岩戸が見られる場所へと案内してくださいます。このとき、神社の方からお話しをうかがうことができます。そのときうかがったのですが、天岩戸伝説では、天手力雄神(あめのたぢからお)が投げ飛ばした天照大神がお隠れになった「穴をふさいでいた岩」が、長野県の戸隠神社にあるとのことです。
地質学的に、戸隠神社のものが天岩戸の地質と同じものであり、それでいて戸隠神社周辺では、そのような地質が本来は無い物であるということがわかっているとのことです。宮崎市内からは距離があり、ほぼ熊本県との県境ですが、高千穂周辺は自然が豊かです、神秘的な「高千穂峡」などもあります。詳しくは高千穂町観光協会のホームページをご覧になってみてください。
住所:宮崎県高千穂町岩戸
Tel:0982-74-8239
地図:Yahoo!地図情報
HP:http://takachiho-kanko.info/sightseeing/detail.php?log=1338295932&cate=all&nav=1(高千穂町観光協会内の紹介ページ)