森鴎外、西周らの俊才を輩出した津和野
山陰の小京都と呼ばれる津和野は、島根県の南西部にあり県境を越えるともう山口県。なので、山口県の萩とセットで訪れる人が多いようです。見所はほぼ1km四方に固まっていて、コンパクトにまとまっています。津和野藩の城下町として発展した町ですが、幕末から明治にかけ、森鴎外、西周らの俊才がこの小さな町から羽ばたきました。彼らが学んだ藩校の養老館は一部が残っていて、民俗資料館になっています。森鴎外が10歳まで住んだ旧宅の直ぐ隣に森鴎外記念館があり、文豪の歩んだ軌跡がたどれます。哲学者西周の旧宅は、森鴎外旧宅のほんの目の前で、ご近所でほぼ同時期に偉大な文化人が誕生したことには驚きます。昭和初期に建てられた津和野カトリック教会、なまこ壁の殿町通りと堀を泳ぐ大きな鯉の群れにも癒されます。
所在地:島根県鹿足郡津和野町
問い合わせ先:0856-72-1771(津和野町観光協会)
アクセス:JR山口線津和野駅下車
地図:Yahoo!地図情報
津和野町観光協会ホームページ:http://www.tsuwano.ne.jp/kanko/