これだけは聴いとけ!となると、超スタンダードなものばかりになります。

例えば、エリントンの一連の作品、モード以降だとマイルスの『Kind of Blue』とか、コルトレーン『A Love Supreme』とか、ビル・エヴァンスの所謂リバーサイド三部作、あるいはクロスオーバー(フュージョン)全盛期の作品群(チック・コリア『Return to Forever』やハンコック『ヘッド・ハンターズ』あるいはウェザー・リポート、クルセイダーズ等)・・・と永遠に続きます。

初心者の方が聴きやすい、かつ「今の」ジャズ・シーンがどうなってるのか、以上2点を踏まえた上で、あえて定番は外しました。あとは演奏形態、要は規模の大きさです。ピアノ・トリオからビッグバンドまで選ぶことにしました。

あとは、他ジャンルの曲が入っていること。ここも重視しました。そのほうが「この曲どっかで聴いた!」ってなりやすいと思うので。


ブラッド・メルドー・トリオ/Anything Goes

トリオ編成からの1枚。とにかく選曲の幅が広いですね。ここではあえて詳細は書きません(笑)。ただ、自分で調べてもらってもいいし、実際聴いてみて「おっ!あの曲だ!」と単純に気づいてもらってもいいと思います。あとはいろんなビートを聴けるのがいいですね。



マイケル・ブレッカー/Nearness of You

ホーンとギターを入れた小編成。ヴォーカルにジェームス・テイラーを迎え、テイラーの超有名曲を本人が歌っています。元々原曲でブレッカーがテナーソロを入れてることもあっての人選でしょうが、これも調べてもらえば、もう超感動! 詳細はあくまで書きません(笑)。コルトレーン『Ballads』を踏まえた盤、というところも選んだ理由です。



カーメン・マクレエ/Dream of Life

ビッグバンドをバックにカーメンが余裕たっぷりに歌い上げる1枚。エリントンをはじめその他のスタイルも踏まえた上で、現代のビッグバンド編曲とは何か?にたいする回答のひとつかと。



以上ですが、なるべく聴いて単純に楽しい、小難しいこと言わない盤を選びました。ご参考になれば幸い。



※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。