MacBook Airの源流?
「PowerBook Duo2300c」と「Duo Dock」です。PowerPC・トラックパッド・9.5インチ32,768色カラーディスプレイの搭載など、当時の最先端スペックを持っていたこともさることながら、ドライブやポート類を極力排除することにより、ノートの薄型・軽量化をはかりつつ、Duo DockやMini Dockを用いることで、拡張性を確保してデスクトップとしても利用可能という、そのコンセプトに夢中になり、当時の貯金を全部つぎ込んで購入しました。このマシンこそ、現在のMacBook Airの源流ではないでしょうか。今回のトピックをみて、押し入れから引っ張り出して来ましたが、今でも感動の完動品でして(バッテリーは死んでましたが)、昔のメールフォルダから懐かしいメールのやりとりを読み返したり、ちょっとちゃちだけど懐かしいゲームを立ち上げたりして、半日以上、ひさしぶりのスキンシップ(笑)をとることが出来ました。
レインボーカラーのアップルマークも美しいし、初めてMacを知ったときの「これがパソコン!?」という驚きや感動を、久しぶりに思い出すことが出来ました。
改めて中身を見てみると、アップルのシカゴフォントがお気に入りで、わざわざ英語版OSにJapaneseLanguageKitを入れたり、ResEditを使ってシステムのあちこちをいじくっていたりと、思い入れとこだわりが詰まっていました(そういう感覚を最近忘れ気味でした)。
現在のMacはOSの中身をいじったりする自由度はなくなってしまいましたが、それでも今もアップルが健在で本当に良かったなあと思う、古参ユーザーです。