テクノポップ/アーティストインタヴュー

セクシーなだけではないNikitAにインタヴュー

ウクライナ渡航取材第3弾! 挑発的なセクシーさを武器にエレクトロポップ攻勢を続ける、ウクライナの美女軍団、NikitAにインタヴュー。クリップを見ただけでは分からない、彼女たちの魅力がここに明らかになります。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

withnikita

(左から)ナナ、ダーシャ、ガイド、ユーリャ

2012年7月25日、僕はキエフのmamamusicのオフィスへと向いました。受付で出迎えてくれたのは、今回いろいろとお世話になったmamamusicのアンドレイ。中に入っていくと、既にNikitAの中心的存在、ダーシャ・アスタフエヴァが! 先ずはダーシャに子供時代から新メンバーが加入するまでの話を伺いました。その後、ナナとユーリャが加わり、3人で最近のNikitAの話へと。写真はインタヴュー後に撮った4ショット。僕が小さく見えますが、彼女たちかなり高いヒールを履いていたと言い訳をしておきます。

控えめだった子供時代

ガイド:
ダーシャ、このようなインタヴューの機会が持てて感激です。僕はゼロ年代初頭にウクライナの音楽に興味を持ち始めました。それ以降、チェックしていたのですが、NikitAを見つけたのは、ビデオ「 Веревки(ロープ)」。これには感動し、僕のウクライナのポップミュージックに対する関心はますます高まりました。モデルとしてキャリアを始めたのですよね。最初からモデルになる情熱はあったのですか?

ダーシャ:
その頃はお母さんのことが嫌いだったわ……。私がとても控えめだったので、彼女は私が全ての競争で演じることを求めたの。私は自分に自信がなかったし、きれいだとも思っていなかったわ。お母さんは私はモデルになるべきだと言ったの。学校を卒業した時、遂に自分を信じ始めて、ローカルなレベルだったけど成功するようになったの。

ガイド:
なるほど。でも、あなたが控えめだったというのは信じがたいです。お母さんは正しかったと思いますか?

ダーシャ:

その時点では、お母さんは正しくないと思っていたわ。「嫌い、嫌い、大嫌い」って言っていたもの。でも、今となれば理解できるし、将来のための私の最初のステップだったわ。お母さんがサメのようで本当によかった。彼女はいつも私をどこでも付け回したわ。もしお母さんが後押ししてくれなかったら、私は小さな故郷の町に今もいて、お店か学校で働いていたかもしれない。

アンドレイ(通訳):
もしかしたら、郵便局かも(笑)。

ダーシャの価値観

ガイド:
ウェブ上にある英語でのインタヴューをチェックさせてもらいました。あなたの様な眩くセクシーな外見の人に、人々は距離感を感じるかもしれません。でも、インタヴューを読んで、あなたは本当に愛すべき人として自分を偽らないと感じました。人生にとってのあなたの価値観について教えてください。

ダーシャ:
dashayoga

ダーシャのヨガポーズ

私にとって中心的存在は家族。家族ととても密接な関係を持つことは重要。だって、彼らはいつも私が何をしても、いつも支えてくれるから。2番目に大事なことは、自己開発。何をするにしても、私は自分を成長させないといけない。それは自分の仕事でも趣味でも。


 
アンドレイ:
dashapaint

ダーシャの描いた絵

彼女が絵を描いているのを知っていますか?
(ダーシャは、携帯で彼女が描いた絵を見せてくれました。)

ガイド:
すごーい。

 

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