特徴3 隣の物音が聞こえる

隣の家と壁を共有するという設計が一般的なテラスハウスですから、どうしても音は伝わってきます。できれば隣家との境界に、押入れなどの収納、トイレ、浴室が配置されていれば、音が気になってしかたがない、という場面が少なくなると思います。

私が暮らした町家では、お隣の扉の開け閉めの音や早朝・深夜の静かなときの話し声が筒抜けに近いものがありました。必然的に住民は話し声のトーンを落とす、扉の開け閉め(冷蔵の扉も)はそっとする、足音をたてずに歩くというように、立ち居振る舞いに気を使うようになりました。これは思わぬ効用。

お互い顔みしりで、生活互助組織の一員という自覚があると、案外物音は気にならなくなるものです。かえって、いつも朝6時の歯磨きの音が隣から聞こえてこないと、具合でも悪いかな?と心配になるほどです。でも人によります。どうしても他人の物音はいや!という方には向かないかもしれません。

特徴4 建て替えの自由がきかない

隣と壁がつながった連投式なので、自分本位での建て替えはできません。そうした不満を受けて最近では、隣の住戸との境の壁に独立性を持たせ、自由に改修ができるような構造上の工夫が見られるようになり、戸建てと同レベルの改修ができるようになっています。建て替えしやすい構造かどうかはきちんと確認しておきましょう。

土地を有効に活用しつつ一戸建ての住み心地を追求したテラスハウス、あなたの住まいの選択肢のひとつに加えてみてはいかがでしょう。


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