ワイド画面が特徴的なUltrabook
各社からUltrabookがリリースされており、デザインなども各社個性を出しているが、どれも同じような製品になっているのが現状だ。そんな中に、一般的なワイド液晶の16:9よりも画面が広い液晶を採用したUltrabookが登場した。それが東芝のdynabook R542だ。ワイド画面が特徴的なdynabook R542
この製品は他の東芝のUltrabookなどとは基本的なデザインなども異なり、映画と同様の21:9のワイド液晶を搭載。液晶サイズ自体は14.4型なので、Ultrabookとしても若干大きめの製品となる。筐体のサイズは奥行き方法が20cmで、10型程度のネットブックと同等、横方向が約37cmで、一般的な15.6型のノートパソコンと同等のサイズだ。
液晶サイズと同様に、筐体も横長なので、一般的な書類や用紙の収納を想定しているビジネスバッグやパソコン用バッグなどにはバランスが悪く、入れにくい。Ultrabookは厚みが薄く、持ち運びもしやすいのが特徴だが、この製品は重さや厚みはそこそこながら、この縦長サイズが少々ネックになるかもしれない。バッグに入れることない家庭内などでの持ち歩きであれば、重量は約1.7kgなので問題はない。
液晶以外のスペック面では、インテルの第3世代Core i5-3317U、メモリ4GB、500GBのHDDに起動時間などの高速化用32GBのSSDを搭載するなど、一般的なUltrabookと同等になっている。無線LAN機能などももちろん搭載しているが、100Base-Tまでながら有線LANポートも用意されている。そのほかにはHDMIやUSB 3.0は3つなど一般的なポート類も豊富に備わっており、一般的なPCとしても問題なく使用できる。
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