映画鑑賞やさまざまな情報を一度に表示したいときに便利な画面

今回の製品は21:9というアスペクト比の液晶を採用している。他の一般的なUltrabookは16:9という液晶テレビなどと同等のアスペクト比だが、21:9になると横方向がさらに長くなる。
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21:9のワイド画面なら、一度に表示できる情報も多い


このアスペクト比は映画などと同等で、目で見える範囲全体が画面になっているような感覚になる。映画と言っても16:9のビスタサイズのものもあるが、多くの映画がスコープサイズと言われる、横が縦の2倍以上の長さのアスペクト比を採用している。

映画を鑑賞する場合、従来のワイド液晶では上下に黒い帯が見えて、画面サイズよりも画面に表示される情報量は、若干小さな画面と同等だった。この液晶は14.4型だが、上下の黒い帯を表示する必要がなくなるので、映画などを表示する際はさらに大きな液晶で見ているのと同等となる。

パソコンで映画などを鑑賞する方も多いと思われるが、そのような用途に使える持ち運びにも便利な製品を求めている場合、インターネットによる配信の映画も増えてきているので非常に利便性が高い。

しかし、この製品はパソコンなので、映画など見る以外の用途の方が多いだろう。動画や静止画などは画面を全体的に見るが、文字情報は自分が読む範囲を中心に見ることになる。目で見える範囲がすべて文字情報になった場合、目などを動かして読んでいくことになるため、ワイド液晶になる意味はそれほどでもない。

しかし、さまざまな情報を参照しながら、それを参考に文章やデータを作成していくような用途の場合、ウインドウを切り替えたりすることなく、目を多少動かすだけで、常に大量の情報を参照することができるので、一般的なパソコン用としても便利になる。

解像度は1792×768なので、他の一般的な1366×768のUltrabookに比べると、縦方向は同じだが、横方向が大きく広がっている。横に広がった解像度は426で、これはスマートフォンなどと同等だ。このくらいの幅があれば、各種SNSなどのアップデート情報を常に表示しながら、今までのワイド液晶の全画面と同じサイズのワープロや表計算の作業をするようなこともできる。

便利なのが、「スプリットスクリーン」というソフト。1画面に複数のウインドウを表示する際、各ソフトのウインドウサイズを調整するのが面倒だが、「スプリットスクリーン」を使えば、簡単にアプリのサイズを調整することができる。他にも省電力アプリなどが用意されており、パソコンとしての使い勝手は他の東芝製品と同等だ。
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ウィンドウを一度に調整できるスプリットスクリーン