この実験を見て、私達が考え直したいこと
1回1回の食事で「家庭の味」を出していきたいもの
離乳食は腎臓への負担なども考慮して、薄味に徹底しますが、同時に味覚を覚えさせる意味でも、出汁の味をしっかり教えてあげたいですね。日本古来の昆布のうまみ、かつおぶしのうまみをしっかりだして、赤ちゃんにとっての「家庭の味」として記憶してほしいものです。
今回の実験では、離乳食期の味がどれだけその後の成長に影響を及ぼすかまではわかりませんが、聴覚や視覚がそうであるように、味覚も子どもの発達に影響があると信じて、親も子も楽しく豊かな離乳食期を過ごしたいものです。
【参考文献】
離乳期の食経験は大脳皮質味覚領域に大きな変化を与える(東京大学)
【参考URL】
離乳食に便利な「和風だし」の作り方(All About離乳食・幼児食レシピ)