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ワーキングホリデー費用の国別比較(2ページ目)

1年間のワーキングホリデー(ワーホリ)で実際にかかるであろう費用を国別に算出し、比較してみました。格安で生活できる国はどこか? 稼げる国はどこか? などワーキングホリデーの費用に関する情報です!

河東 英宜

執筆者:河東 英宜

留学ガイド


ビザ申請料、その他

「 ワーキングホリデー国別費用比較表」にあるように、ビザ申請料は15,000円前後が目安で、それほど大きな出費ではありません。費用比較表をみると「ビザの申請料」はニュージーランドとアイルランドでかかりませんが、ニュージーランドでは別途レントゲン写真の提出が義務付けられているので、その費用が5,000円~10,000円ほど必要です。これにパスポートをこれから作成する人は11,000円(5年有効)、スーツケースや手荷物、成田までの交通費、などが加わります。

往復航空券

これを購入しなければ海外へ渡航できません。費用比較表の航空券は目安として10月に日本を出発した場合で、1年後の帰国時の予定を変更できるもので見積りました。例えば、「JALワーホリ悟空」は往復チケットで、出発日を決めたら、往路は変更できないのですが、帰路の帰国便については無料で変更が可能です(2回まで)。航空運賃は季節や曜日によって変動し、夏休みや年末年始のハイシーズンでは20万以上に値上がりしますし、土曜日出発だと通常料金に幾分加算されます。

海外旅行保険

海外旅行保険は主に留学エージェントが代理店として取り扱っている、「ワーキングホリデー仕様」の海外旅行保険料を想定し、15万円弱を見積りました。

ワーホリメーカーは、海外旅行保険を「保険証」のように利用しているようで、ガイドが目にしたことのある資料では渡航者の半数が、何らかの形で保険のお世話になっていました。ワーホリメーカーにとって保険は「お守り」ではありませんので、是非、しっかりとしたものを選んでいただきたいものです。

特にインターネットで検索していると、格安プランについつい目が行きますが、概ね格安プランはアパートを借りて、失火してしまった場合の補償が対象外になっているため、あまりオススメできません。ご自身がどの部分を保険によりカバーしたいのか、きちんと考えましょう(参考記事はこちら)。

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