治安が優先?

「安全な都市に留学したい」という問い合わせもよく耳にします。しかしながら、海外の都市で安全を担保できる都市などなく、自身によるリスク管理が重要となります。どの都市でも一人で夜間に外出することは危険ですし、盗難などの事件に巻き込まれる可能性は否定できません

国連の発表する犯罪に関する統計で、犯罪率や人口10万人あたりの殺人・強盗・強姦等の比率をみると日本での発生率がいかに低いかが分かります。また、留学先主要国のある特定の国だけがそうした率が高いわけではないことも読み取れます。

進学を前提にした場合

「海外の大学」への入学という漠然とした目標を立てていて、現時点ではそれほど語学力に自信が無い場合、アメリカの大学を受験する方が入学実現への近道と言えます。

と言うのも、主要英語圏の留学先国では、存在する大学の数がアメリカとそれ以外の国とでは全く違うからです。日本国内の大学の数はおよそ700校ですが、アメリカは2500校ほどですし、イギリスは100校、オーストラリア90校、ニュージーランドに至っては8校しか大学はありません。

アメリカ以外の国々で、大学への進学はごく限られたエリートのものであり、そこに入り込むには英語力はもちろんのこと、高校での成績やその他の活動において特に秀でていなくてはいけません。

なお、海外進学の方法には、大学が要求する語学力の習得を条件に大学への「内定」がもらえる「条件付入学」という制度があります。これは出願書類を揃え、日本に居ながらにしてやりとりを行い、「内定」が出た後、その大学の付属や提携関係にある語学学校に入学するというもので、どのくらい英語の勉強に打ち込めばいいのか、目標が明確になるという利点があります。

最後に

同じ英語圏でも、国や地方によって文化や民族性、習慣などが異なります。「思い込み」を取り除き、留学経験者などできるだけたくさんの人の意見を聞いたうえで、様々な基準から留学先を決めるのがいいでしょう。

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