留学/留学手続き

パスポートの取得方法と注意事項(2ページ目)

今では日本国民の約4人に1人が所持しているパスポート。そのパスポートについて、取得方法や更新の方法、留学ビザとの関連、管理上の注意、留学生にも必要な在留届けについて説明します。

河東 英宜

執筆者:河東 英宜

留学ガイド


パスポートの有効期間、発給手数料、切替申請

一般のパスポートには10年間有効(赤いパスポート)と 5年間有効(紺のパスポート)があり、20歳以上であれば、どちらかを選択できますが、20歳未満の申請者は5年間有効のパスポートしか申請できません。

10年と5年とでは発給手数料が異なり、10年有効は16000円、5年有効は11000円(12歳未満は6,000円)です。

新規作成の人はいつでも申請できますが、現在手持ちのパスポートがある人は、有効期間が1年未満になった場合に切替申請が可能です。

パスポートの申請に必要な書類

パスポートを申請するためには次の書類が必要です。

1. 一般旅券発給申請書

2. 戸籍謄(抄)本 1通

3. 住民票の写し1通(住民基本台帳ネットワークシステムで確認可能であれば、原則不要)

4. 写真1枚(縦45ミリ×横35ミリ、縁なし無背景。申請前6ヵ月以内に撮影)
注)IC旅券への移行に伴い、写真の中で顔の占める割合が大きくなっています。頭頂からあごまでが34±2mmであるなど、申請書に記載されている規格を満たすよう、注意してください。

5. 申請者本人を確認できる書類(運転免許証、船員手帳、写真付き住基カードなどは1点で可。これらが提示できない場合は次のAとBの各1点、又はAから2点を提示します。

A :健康保険証、国民健康保険証、共済組合員証、船員保険証、後期高齢者医療被保険者証、国民年金証書(手帳)、厚生年金証書、船員保険年金証書、恩給証書、共済年金証書、印鑑登録証明書(この場合は登録した印鑑も必要です)等

B :次の内、写真が貼ってあるもの
学生証、会社の身分証明書、公の機関が発行した資格証明書等

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