男鹿半島の北端、北緯40度線が通る入道崎
男鹿半島の美しい風景、続いては入道崎(にゅうどうざき)です。入道崎(Yahoo! 地図情報)は男鹿半島の北端に位置する岬です。まわりは日本海の大海原のみが広がります。
入道崎で、まず印象に残るのは入道崎灯台。明治時代後期からこの地に立ち、日本海を航行する船の安全を照らし続けています。
日本の灯台50選にも選ばれた高さ24メートルの白と黒のゼブラ模様の灯台は、一目見たら目に焼き付いて忘れない風景と言えるでしょう。
そして、入道崎のもう一つの美しい風景は、北緯40度のモニュメント。
入道崎は、ちょうど北緯40度の緯度線が横切っています。世界で見るとマドリード(スペイン)やアンカラ(トルコ)、北京(中国)、フィラデルフィア(アメリカ)などの都市と同じ緯度にあたり、入道崎では緯度線のすぐ北側に男鹿半島の石を使った日時計のモニュメントが設けられています。
このモニュメントと入道崎灯台を含めた風景も絵になる風景の一つですね。まわりで見える日本海の風景と共に眺めを楽しみましょう。
"なまはげ"は男鹿半島の民俗行事
男鹿半島と聞いて必ず連想される"なまはげ"。知名度は抜群ですが、大晦日の夜にだけ行われる特別な民俗行事です。記念撮影用として入道崎などの観光スポットに人形などは置いてありますが、もっと"なまはげ"のことを良く知りたい時は、なまはげ館(Yahoo! 地図情報)と隣接する男鹿真山伝承館を訪ねてみましょう。
地区ごとに異なる"なまはげ"のお面など、"なまはげ"に関するいろいろな事がわかりますよ。
美しい風景がいろいろな所で眺められる男鹿半島をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
男鹿温泉郷に代表される温泉もありますので、のんびりと男鹿へ出かけて見てください。
男鹿半島へのアプローチ
秋田新幹線 こまちで秋田へ
アクセス:
<飛行機>
秋田空港より、秋田エアポートライナー(予約制乗合タクシー、飛行機接続) 男鹿半島号または男鹿西海岸号に乗車して男鹿駅、男鹿温泉郷方面へ。
または秋田駅行きの秋田中央交通 リムジンバスで秋田駅へ移動後、<鉄道>ルートと同じ。
<鉄道>
秋田新幹線 秋田駅下車。JR男鹿線に乗り換えて羽立駅または男鹿駅へ。
男鹿半島内の路線バスは、秋田中央交通バスが運行していますが、寒風山、入道崎、八望台共に路線バスの運行がないため、定期観光バスまたはタクシー、レンタカーを利用することになります。
<高速バス>
東京・新宿駅西口と秋田を結ぶ「フローラ号」(秋田中央交通バス、小田急バスの共同運行)、または東京駅日本橋口、横浜と秋田を結ぶ「ドリーム秋田・横浜号」(JRバス東北の運行)で秋田駅東口バス停下車。
秋田駅からは<鉄道>ルートと同じ。
<車の場合>
秋田自動車道 昭和男鹿半島インターチェンジより、国道101号線で男鹿半島へ。
【関連サイト】
◇「東北の名所」に、「名所・旧跡」ガイドで東北地方の名所・旧跡を紹介した記事の一覧をまとめてあります。