2012年秋のおすすめ映画はロックとアクション!
実は秋こそ、映画ファンは喜びの季節。夏休みは打ち上げ花火のような派手映画が公開され、それはそれで楽しいのですが、秋はじっくりと鑑賞したくなる映画が続々公開されます。そしてその中にもしっかりスター映画は存在。今回は、そんなトップスターの主演作の中から3本ピックアップしました。まずはトム・クルーズとデンゼル・ワシントンの主演作です。誰もがご存じのこの二人。トムの新作はロックミュージカル『ロック・オブ・エイジズ』。デンゼル・ワシントンの新作は『デンジャラス・ラン』。彼が伝説の元CIAを演じるアクション映画です。そしてもう1本は、いまメキメキと頭角を表しているジェレミー・レナー主演作『ボーン・レガシー』。いずれもハリウッドの娯楽大作的な映画ですが、私、この3本を見て、新旧スターの交代劇がハリウッドで行われつつあるかと思いましたね。ちょっとした衝撃! なぜそう思ったのか……その理由を映画紹介と共に綴っていきましょう。
ロックのカリスマスターのトム&凄腕元CIAのデンゼル
まず、トム・クルーズ主演の『ロック・オブ・エイジズ』は、ブロードウェイで人気を博す同名ミュージカルの映画化作品。80年代後半を舞台に、ロックに魅せられた若者たちが栄光を追いかける若さみなぎる物語です。トムは主演の男女が憧れるカリスマロッカー、ステイシー役。ドラッグとアルコールと女に溺れたキャラクターですが、ステージに立てば一流、素晴らしいボーカルで聴衆を魅了します。本作のトムは主演ではありませんが、完全に主演の若手二人を超えるインパクトがあります。また、トムは吹き替えでなく、徹底したボイストレーニングを受けて生歌を披露しており、そのシャウト! トムって意外と声量あるのね……と驚きです。80年代ロックが満載の音楽も楽しく、フォーリナー、ジャーニー、ガンズ・アンド・ローゼズなどのヒット曲をキャストが歌い踊る姿は、懐かしさいっぱい。80年代ロックが好きな人はワクワクが止まらないでしょう。
そしてデンゼル・ワシントン主演作『デンジャラス・ラン』は、国家秘密を売っている元CIAのフロスト役。常に命を狙われている彼と行動を共にするCIAの新米にライアン・レイノルズ。二人の逃亡と追いつ追われつのカーチェイス&アクションが畳みかけるように繰り広げられます。銃撃シーンが映画の半分をしめるのではないかというほど、銃声が轟きっぱなし! ガンアクション好きにはたまらない映画となっています。
デンゼルは一筋縄ではいかない悪人を熱演。黙っていても怖いのは、デンゼルならでは。やはり彼が主演でいるだけで安心感がありますね。9月7日から公開していますから、いますぐ映画館で観られますよ!
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