乙女の混浴 第二回戦
~川沿いを下った三段の湯~

ホテル地涯

駐車場から続く混浴への道

続く混浴第2ラウンドは、深夜の30分間。夕食後は食休みも兼ねて仮眠しておくのもよいですね。目指すは「川沿いを下った三段の湯(混浴)」。客室でバスタオルを巻き、その上から浴衣と丹前を羽織り、いざ出陣! 玄関を出てから駐車場を横切り、川を渡り、砂利道を下りていきます。 足元が暗いので気をつけて!

 

ホテル地涯

夜の三段の湯(混浴)

暗闇のなかにうっすらと見えてきたのは、風呂というより湯だまり。原始の湯浴みを体験するようでもあります。斜面に沿うように上から徐々に浴槽は大きくなり、湯がパイプから流れていきます。その成分から石積みの浴槽は鍾乳石のよう。残念ながら自分を隠せる場所はどこにもありません。唯一あるのは、一番下の三段目付近にあるライトと脱いだ浴衣を置くための板切れだけ。

 

さあ、一番上の一段目からいきましょうか。この浴槽は小さいですがライトの光が届かないので何気に安心。続いて二段目。最後は一番広い三段目。徐々に湯加減も良くなっていきますよ。この熱め源泉もパイプを通っていく途中で、丁度いい塩梅となるのです。いい湯に浸かるには試練はつきもの。逃げ場はまったくありません。どうしても心配であれば、ご主人や彼氏に見張り役をお願いしてしまいましょう。
ホテル地涯

超ワイルドな混浴露天三段風呂


 宿の価値は見てくれだけでは分からない

ホテル地涯

「なんかちょうだい…」byキタキツネ

一泊二食付で9600円~。施設や食事などを見た目で判断すれば、少々お高いと感じる内容かもしれません。しかし、ここは地の涯なのです。春夏の営業期間は全従業員が現地に住み込み、食材やリネン類などの物資を運んでくるのにも相当なコストがかかっています。そういった背景に目を向ければ、良心的な料金設定であることが分かりますね。

 

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「おしり見たなぁー」byエゾシカ

林業を営む親会社が、ホテルの前身となる宿を始めたのは昭和37年。林を伐採しながら林道を開いている途中に、こんこんと沸き出る温泉を発見したといいます。きっと、先人たちが密かに楽しんでいたのでしょうね。「こんなに素晴らしい場所を分け与えてくれてありがとう!」そんな先人たちへの感謝の念が生まれてくる宿でもあります。知床を旅する時には訪ねて欲しい場所の一つです。

 

■知床半島 岩尾別温泉「ホテル地の涯」
住所:北海道斜里郡斜里町岩尾別
TEL:0152-24-2331
地図:Yahoo!地図情報
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