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天然ミストを浴びに富士山麓、陣馬の滝ドライブ(3ページ目)

涼を求めて富士山麓へ。そこには遊べる滝、冷え冷えの清流、水遊びでリフレッシュできるディスティネーションが。天然ミストに包まれ気温は23度、せせらぎは水温は10度以下。売店もカフェもありませんが、そこは真夏にこそ訪ねるべき、とっておきのパラダイスです

執筆者:瀧 昌史

3つのアイテムを忘れずに!

陣馬の滝に行くなら、持っていくべきものが3つあります。

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滝に近づける中州へは、清流を渡る要あり。ビーチサンダルを忘れずに

1つめはビーチサンダル。滝をサラウンド5.1chで楽しむため、川を渡りたくなるからです。

訪ねた際は、水深30cm程度で、渡りやすいよう足場がわりの石も置かれていましたが、濡れてもいいサンダルが欲しいところ。渡った先の石もごつごつしているので、裸足だとちょっと痛いかも。

クロックスもいいですが、ネットでげんべいのビーチサンダルをオーダーするのも楽しいです。なにしろサイズはもちろん、台と鼻緒の色も選べるから、ドライブデートのサプライズとしても、有効(一本!かも)です。

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惜しくも廃盤となったアルミスリムミッドチェア。軽量コンパクトな椅子も必需品

2つめは椅子です。腰掛けられるような岩が無く、そこはゴツゴツした石だらけ。涼しくて気持ちよくても、立ちっぱなしではくつろげません。とはいえ、浅いとはいえ川を渡るので、大荷物も避けたいところ。

私は長年、OGAWA CAMPALのアルミスリムミッドチェアを愛用しています。1.6kgでコンパクトなので重宝していたのですが、OGAWA CAMPALに聞けばもう廃盤商品とのこと。いまはわずか900gとさらに軽量で、収納すれば片手で持てるヘリノックス チェア ワンが「断然おススメです」とのことでした。

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湧水は3本のパイプから常時放出されている。キャリア持参で20リットルタンクに詰めて持ち帰る人も多い

3つめは、ちょっと大きめのボトルです。そこには湧水を汲める水場も設けられています。これが結構な人気で、汲めるものがないと損をした気分になります。帰りの車中でこの水をいただくと、いま行って来たばかりなのに、もうその味が懐かしく思えるから不思議です。

東京都心からなら東名、新東名と乗り継いで新富士ICまでが123km、1時間40分。新富士ICを降りたら富士宮方面へ。西富士道路、国道139号線と直進し、まかいの牧場を左手にやり過ごした先、「畜産試験場北」交差点を左折。 

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県道414号線からの左折箇所。信号はなく「←ペンギン村」「←猪の頭オートキャンプ場」の看板が目印

県道414号線を2.6kmほど道なりに行った先に左手、「←ペンギン村」「←猪の頭オートキャンプ場」の看板を左折。200mほど行った先に陣馬の滝駐車場があります。新富士ICから陣馬の滝駐車場までは30km,50分ほどです。

 
ああ今日も暑いな、どこか涼しいところに行きたいな、と思ったら、どうぞ陣馬の滝を思い出してください。ミネラルウオーターなんか飲まなかったあの頃と変わらない、天然の涼がそこにはあります。天然だから、節電タイプの弱冷ではなく、いつでもMAX強冷。その涼しさは、文字どおり、痛快です!


陣馬の滝詳細情報

住所:静岡県富士宮市猪之頭
駐車場:28台(無料)
地図:Yahoo!地図情報
アクセス:新東名・新富士ICから30km、クルマで約50分
BBQ禁止。駐車場にトイレあり。
2012年は8月19日、20日に陣馬の滝祭り開催のため、駐車場利用ができません

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