クアラルンプールのインド料理レストラン(2ページ目)

厳選！ 6つのおすすめレストラン

これから紹介するレストランは、高級店から屋台まで、大まかな予算順に記載しました。またレストランへのアクセスは、タクシーを使うことをメインにしています。というのも、マレーシアの道路は車のためのモノで、人が歩くということを想定していません。そのため、人のための信号や歩道はほとんど無く、あっても故障していたり、巨大な穴が空いていたり……。また、日が暮れてから（20時～）夜道を歩くのもあまりお勧めしません。時間の限られた旅行ですから、タクシーを効率的に使いましょう。

荘厳な佇まいに歴史の重みを感じる高級店　ボンベイ・パレス・レストラン

クアラルンプールの中心地、在マレーシア日本大使館近くにある一軒家のレストラン。1979年に創立し、ニューヨーク、ロンドンなど世界各地に支店を展開する北インド料理の名店です。マレーシア政府観光局より「ベスト・インド料理レストラン賞」を数多受賞するなど、マレーシアにおける、インド料理レストランの最高峰といっても言い過ぎではないでしょう。

冷房の効いた空間でゆったりと味わう北インド料理は、旅の疲れを癒すのにぴったり。パコラ（カッテージチーズのフライ）、タンドリーチキン、パラクパニール（ホウレンソウとカッテージチーズのカレー）、ブリヤニ（炊き込みご飯）、がおすすめ。辛さは控えめで、北インド料理ならではのまろやかなコクが味わえます。予算はお酒込みで100リンギット（約2500円）ぐらいです。

＜DATA＞
■Bombay Palace Restaurantn　
住所：215 Jalan Tun Razak, 50400 KL
TEL：+60(03)2145-4241
アクセス：LRTのKLCC駅からタクシーで5分
営業：12:00～16:30、18:30～22:30
無休

インドの飾りで彩られたキッチュな内装が魅力　パッセージ・スルー・インディア

冷房の効いた店内の壁にはカラフルな絵が描かれ、天井からは象さんのインテリアがひょっこり。本物のバナナの葉っぱをお皿として使うなど、店に訪れただけでワクワク楽しくなる、北インド料理を提供するレストランです。在マレーシア日本人の間では、日本から訪れる友人を招待するときの店として重宝がられています。

特徴的なのは、テーブルに座ると目の前に置かれるバナナリーフ（バナナの葉っぱ）。本来バナナリーフは、南インド料理であるバナナリーフカレーに使われるもので、自動的に料理がついていますが、この店のバナナリーフはあくまでもお皿替り。ですのでメニュー表から好きな料理を注文しましょう。おすすめはマトンカレー、シュリンプカレー、タンドリーチキン、カシミールナン（ドライフルーツの入ったナン）、サモサ。キングフィッシャーというインドのビールも味わえて、予算はお酒こみ80リンギット（約2000円）ぐらいです。

＜DATA＞
■Passage Thru’ India　
住所：No. 4, Jalan Delima(off Jln Bukit Bintang), 55100 KL
TEL：+60(03)2145-0366
アクセス：LRTのKLCC駅からタクシーで5分
営業：11:30～14:45、18:30～22:45（金～日は、～23:00）
無休