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トホホの子連れ旅行~高速バス編~(4ページ目)

人は旅する時、つかの間、現実や日常を捨て非日常の時間を愉しむもの……が、しかし。子連れである限り気の抜けない旅行経験談。フジワラからは「高速バス」における恐怖体験と教訓をお送りします。

藤原 千秋

執筆者:藤原 千秋

家事・掃除・子育てガイド

教訓! 高速バスでの移動の心得…

車酔いの多くがそうであるように、降りればけろっと治ってしまうものです。リゾートに到着するや否や、3人の娘全員が超元気になり速攻プールやらアスレチックやらなんだかんだに遊び狂い食べまくり始めた姿には思わず「詐欺!?」と問わずにはいられませんでしたが、まあ良かったです。

また恐れながら迎えた帰途のバス車中ですが、さんざん飲み食いしておきながらも誰も戻さなかったことはただひたすらに僥倖でありました。最初の山道で全員が寝落ちしていたのが奏功したようです。

いずれにしましても、この、「4時間半の行程で3人に3回ずつ戻された」という地獄的経験は、ある意味フジワラ夫妻にとって親力を試される抜き打ちテストのようなものでした。

加えて今回のことで、幾つかの教訓を得られたのも収穫でした。せっかくなので車酔いしがちな子どもを乗り物に乗せる修行(?)を予定している方がもしいらっしゃれば、参考にしていただければ幸いです。

  • 戻すかもしれない子を抱く場合、捨てても惜しくないバスタオルはマストアイテムです(我が身を守れ。布団代わりになり、ねんねの時重宝します)。できれば厚手のものが良いでしょう。
     
  • ビニール袋、ティッシュパーパーは多めに準備(瞬時に取り出せるようにセッティング)しておきましょう。
     
  • なるべく食べさせない、飲ませない(基本。乳製品、柑橘飲み物も避ける)ことを心掛けましょう。
     
  • 「発車」「停車」のタイミングに注意(親が気を抜かないこと)。不意を突かれます!
     
  • 親は親で大変ですが、同乗の方に不快な思いをさせると申し訳ないものです。子どもが戻してもなるべく他の人に気取られないよう、パニクらず、エレガントに振る舞いましょう……フリだけでも。
     
  • 子どもの着替えでも荷物が増え、最小限になりがちな親の着替えも、多めに持って行きましょう(今回少なめにして後悔しました)。
     
  • 高速バスは拘束バス、走る密室。利用しないで済むのであれば……やっぱり避けましょう。
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