ニンテンドーDSソフトが楽しめるカーナビ
イクリプス(富士通テン)がこの夏リリースしたAVナビの中でも話題を集めているのが、9型大画面のAVN-ZX02i(実勢価格は22万円前後)。このナビ、大画面だけではなくニンテンドーDS対応やiPhoneアプリ対応といったエンターテインメント性もウリだ。ニンテンドーDSソフトでドライブが楽しくなる
このAVN-ZX02iと7型ワイドモデルのAVN-Z02iはZクラスと呼ばれているが、イクリプスの新しいZクラスには「クルマでDS」というDSソフトが同梱されている。このソフトにはBluetoothが内蔵されており、イクリプスZクラスが搭載された車内で、このソフトを入れたニンテンドーDSを立ち上げると、簡単な操作でカーナビとニンテンドーDSが連携する。このソフトには観光ガイドの「るるぶDATA」やご当地ネタ満載のクイズなどを収録。カーナビの位置情報と連動して、さまざまな情報を提供してくれる。たとえば走行中、近くに観光情報が収録されたスポットがあると、自動的にクルマのスピーカーから音声ガイドが流れ、そこに行きたくなったらその地点をDSから目的地に設定することもできる。
ご当地クイズは大人でも回答に困るほどマニアック
また、走行中、DSの地図に現れた「?」マークにタッチすると、キャラクターがご当地クイズを出題。大人でも知らないようなマニアックな質問も多々あり、渋滞中の暇つぶしなどにはもってこいだ。また通常、走行中はカーナビで目的地検索等の操作ができないのだが、DSからであれば目的地検索&ルート探索の操作が可能。つまり、DSがナビリモコンにもなるわけだ。この機能、お子さんのいる家族には重宝すると思う。1~2時間も後部座席に座っていると、飽きてしまいがちな子どもも、このアプリを使えば楽しんでいられるだろうし、話題が無くなって会話が途切れても、コミュニケーションのきっかけにもなる。しかも、ご当地クイズは知識を高めることも可能。大人同士のドライブでは正直、不要だとは思うが、小さい子どもをお持ちなら、検討する価値ありだ。