バリ島旅行のお金
バリ島の通貨はインドネシア・ルピア(Rp)。2012年7月現在のレートで、1インドネシア・ルピアが121.28円になります。インドネシア・ルピアは日本の銀行でも両替はできますが、レートが悪いのでおすすめしません。ここでは現地での両替のコツと、持っていく通貨についてご説明しましょう。バリには日本円と入国ビザ用の米国ドルを用意
日本から持っていく通貨は、日本円と米ドル(US$25)。米ドルは到着時に空港で申請するビザ・オン・アライバルのための費用です。ビザ・オン・アライバルではトラベラーズチェックは使えません。日本円でも支払うことができますが、円高の今では米ドルで支払った方がお得です。同行者分もあわせてカウンターで支払えば、手続きの時間短縮にもなります。ビザ・オン・アライバルはかつて滞在日数で金額が変わりましたが、現在は30日間25米ドルのみ。1回のみ、延長することが可能です。ちなみに、ガルーダ・インドネシア航空の乗客は、係員が機内で各シートを回り、ビザ・オン・アライバルの手続きを行うことができます。
現地空港で日本円からインドネシア・ルピアに両替する
ングラ・ライ国際空港で入国審査を終え、荷物をピックアップし、税関を抜けた正面に、数軒の両替所が並んでいます。この数軒の両替所のレートは共通。どこで両替しても同じです。レートは街中より若干悪いもののホテルよりはいいので、ここで小額、両替しておきましょう。たとえばホテルの迎えが来ない場合、タクシーで移動をしなくてはならないようでしたら、現金が必要です。ここでは日本円からインドネシア・ルピアに両替しましょう。日本円から米ドルなどの通貨に一度両替しておく必要はありません。
通貨単位は、1万ルピア札(2012年7月現在、約82円)をある程度確保しておきましょう。10万ルピア札は枚数が少なくて済むので金額確認の際、ラクなのですが、チップやローカルの食堂、短距離のタクシー移動などに、1万ルピア札は便利です。
ATMのキャッシングを活用する
ガイドの場合、空港のATMでインドネシア・ルピアのキャッシングをしています。利用できるのはVisaやマスターなどのクレジットカード、国際デビットカード、トラベルプリペイド、国際キャッシュカードなど。「キャッシング」というと利率が高そうに思えますが、クレジットカードの場合、利率は翌月返済で2%程度。日割りなので、帰国後そうそうに返済すれば、さらに下がります。両替の手数料と比較すると、こちらの方がお得なのです。ちなみに、ATMの表示されている英単語をいくつか。「ENTER PIN」=暗証番号を入力、「SELECT TRANSACTION」=取引内容を選択、「WITHDRAWAL」=引き出し、「SELECT SOURCE ACCOUNT」=取引口座を選ぶ、クレジットカードから引き落とすなら「CREDIT」、国際キャッシュカードなどで普通口座から引き落とす場合は「SAVING」、「SELECT DISPENCE AMOUNT」=引き出し金額の選択。金額が表示されるので、ほしい額を選択もしくは入力します。