同じカードを10年使っている人は今すぐ見直しを! もっとオトクなカードを探そう
本当のお金持ちは、カードの年会費もポイントもゴミみたいなものですから、どのカードを持つかはもちろん、カードを使うかどうかすらどうでもいいことです。しかし私たちのような庶民が賢くお金を使おうとすると、カードは強い武器になります。(カードとは、クレジットカードだけでなく、スイカやエディといった電子マネーも含みます)
たとえば、クレジットカードは支払いを一ヶ月も待ってくれるにもかかわらず、金利がかかりません。それどころかポイントが付くので、ダブルで値引きしてもらったのと同じ効果があります。チャージでポイント、使ってもポイントという、ポイントの二重取りができるカードもあります。さらに現金を持ち歩く手間も最小限で済むので、私がお金を下ろしにATMへ行く手間も少なくなります。さらに請求明細が家計簿代わりにもなりますので、家計簿をつけている人は、その手間すら減らすことが可能です。
たとえば一人暮らしの社会人の場合、水道光熱費、携帯電話、食費、洋服代、娯楽費などで、毎月10万円くらいは使っているでしょう。100円ごとに1ポイントつくとすると、毎月1,000ポイント、1年で12,000ポイントつきます。1ポイント1円だとすると、12,000円分もトクしていることになります。5年で6万円になりますね。銀行の預金金利なんて目じゃないくらいのメリットです。最近は家賃もカードで払える賃貸物件もありますから、そういう場合はうなぎのぼりでポイントが増えていきます。私の知人には、そうやって貯まったポイントをマイルに変換し、年に一回はタダで海外旅行をしている人がいます。
今やカード業界の競争激化によって、年会費無料はもちろん、ポイント永久不滅というカードも当たり前になっていますし、居酒屋チェーンのカードで5%引きなど特定のショップで買い物するときは値引きされる、というハウスカードもあります。自分の生活スタイルやよく使う店などによって、最適なカードは異なりますし、カードのサービスも日進月歩です。そこで、同じカードをもう10年以上も使っているという人は、一度見直ししてみましょう。もしかすると、もっとオトクなカードが出ているかもしれません。
参考:「お金がいままでの10倍速く貯まる法」三笠書房