Twitterならぬドナイナッター

ドナイナッターの図

次々と冒険者達のつぶやきが流れてくるドナイナッター

ゲーム画面は、ずーっと武器屋の中だけを表示しています。ここで1日じゅう武器を作ったり、接客をしたりしています。武器を貸した後、冒険者が心配になっても一緒について行くわけではありませんし、武器屋の仕事を続けなければいけません。ある意味リアルです。

しかし、当然自分の作った武器がどう使われるのか気になりますよね。そこで登場するのが「ドナイナッター」です。簡単に言うとTwitterのようなもので、武器を借りた冒険者達は、その後の様子をドナイナッターでつぶやくので、それを通して様子を知ることになります。

これがやたらと面白いんですね。お店で凄んで武器を借りていった女海賊の頭が、実は愛しのダーリンにメロメロで、しかも攻撃のたびに「キラッ彡☆」なんて、女子高生かのような可愛らしいつぶやきをしていたりします。凄腕のサムライが組織の人間関係に悩んでいるとか、オカマの大男が美容液の原料を探す為に巨大な棍棒片手に暴れまわったりと、吹き出してしまうような話から思わずジーンと来る話までがドナイナッターには流れてきます。


仕事をサボって見るドナイナッターの魔力

掃除中のマンガの図

やらなきゃいけないことがある時程、夢中で読んでしまうんです

ドナイナッターは本当にTwitterのような感じですから、色んな冒険者のつぶやきが入り交じって、しかもリアルタイムに次々と流れて来るんですね。その間も武器屋の仕事はあるわけですから、ハンマーを振るいつつ、あるいは武器を磨きつつ、なんとなくドナイナッターを盗み見ているわけです。

なんといいますか、これが掃除中にふと目に入ったマンガがやけに面白く感じることに似た魔力がありまして。この武器作っておいた方がいいなあ、なんて思っている時ほど、冒険者の行方が気になります。デッカイ斧を借りてったばあちゃんがとんでもなく強かったり、これは勇者になるぞという有望な若者に秘密があったり、次々につぶやきが飛び込んでくるとどうしても気になります。

気がつくと武器作りを放り出し、お店に居た兵士Aに対して、あんたに貸す武器はないんだと追い返し、ドナイナッターを夢中で見ている自分がいます。完全にこれはサボり、武器屋をサボタージュしています。でもサボりながら見るというのが、またやけに楽しいので困ります。

やらなきゃいけないことを放り出して見るドナイナッターの面白さ、これは大げさに言えば、ゲームと物語の関係に対してある可能性を感じさせます。