イビサ島のおすすめホテル
とことん豪華なホテルが集まるのもイビサ島の特徴。安宿も夏は競争率が高い
イビサ島で宿泊先を探すときのポイントは、ホテルの立地。公共のバスで移動する予定なら、バスルートの拠点となっている島の中心地イビサタウン、もしくは島で2番目に大きな街サン・アントニでなければ不便でしょう。
レンタカーを検討している人には、郊外の、島の自然も満喫できるホテルがおすすめ。ホテルを拠点にレンタカーで島の隅々まで回り、疲れたらホテルリゾートを満喫……という旅行も理想的かもしれません。
バカンスシーズンの6～9月はどこもとても混むので、最低半年前には予約を入れておきたいところ。特に8月は年内で最も混む時期なので、ご注意を。
イビサタウンならここ！ イビサ・グラン・オテル
ホテルの料金は様々ですが、夏はローシーズンの倍くらいの価格のところも
「アート・ホテル」をコンセプトに掲げ、28人の世界各国の若手コンテンポラリーアーティストとコラボした生命、空、水などをテーマにした彫刻や絵画、写真でフロアなどが飾られています。ダルト・ビラの白壁の家々をイメージした真っ白な内装にこれらのアートがよく映えるのです。
朝食のビュッフェもイビサ島があるバレアス諸島の名産のパテや菓子パン、チーズなどもあり、朝食をあまり重視しないスペインのホテルにしてはかなり充実していると言えるでしょう。カジノもあるので、観光に出かけずに丸一日こもっていたくなるホテルかも！
＜DATA＞
■Ibiza Gran Hotel （イビサ・グラン・オテル）
住所：Paseo Juan Carlos I , 17 Ibiza
TEL：(34)97 180 6806
料金：ダブルルーム1泊280ユーロ～
アクセス：空港からタクシーで約15分
究極のデラックスホテル、アシエンダ・ナ・シャメナ
地中海に流れ落ちそうな滝のようなプールも印象的
70ある全客室がオーシャンビューで、ジャグジー付きのバスを完備。スイートだと、海をのぞむテラスに日本の高級温泉旅館を思わせる露天風呂のようなバスルームまであるんです。
3つ（室内・子供用含）あるプールはどれもスペイン北東部では珍しい軟水を使用しているので、肌が荒れたり乾燥しません。その他24時間利用可能なジム、水中エクササイズやヨガのクラス、マウンテンバイクやテニスコートが自由に使えるなど、自然とスポーツをのんびり楽しめることがこのホテルの特徴。お子さんがいる家族連れにもぴったりですね。
海を眺めながら地中海料理が楽しめるレストラン「エデン」では、料理教室やDJを招いてのパーティー、ファッションショーのイベントまで行われるそう。美容に関心のある方なら、マッサージオイルなどを自然派の商品に徹底的に拘っているというスパもおすすめ。
＜DATA＞
■Hacienda Na Xamena （アシエンダ・ナ・シャメナ）
住所：San Miguel Buzón 11 Na Xamena Spain
TEL：(34)97 133 4500
料金：ダブルルーム1泊197ユーロ～
アクセス：空港からサンタ・エウラリア方向へ11km、サン・ミゲル内をサン・ミゲル港を目指してさらに11km、ホテルの表示に沿って約2km
お洒落なアグリツーリズムホテル アトサロ
庭園などはアジアのリゾート地を思わせる雰囲気
まずこのホテルの看板はスパ。オリエンタル調の庭に面したスパ施設には、高度な技術を持つエステシャンたちが常勤しており、ジムやサウナ、プール、リラクゼーションルームがあります。夏場はヨガやピラティスのクラスも！。
ホテル内のレストランも侮れません。アジアンテイストを散りばめた地中海料理がコンセプトの店では、地元の新鮮な魚貝を使った斬新な料理が食べられます。今やお洒落でモダンやスペインのナイトライフに欠かせない、カクテルと共に寿司が楽しめる寿司バーもあります。
そして最も特筆すべきは、年間を通して彫刻や写真の展示が行われているアートスペースがあることと、音楽の生演奏を聴きながらカクテルを味わい、イビサ島の美しい夕日が堪能できるラウンジスペースがあること。まさに夢のようなのんびりバカンスが実現できそう！
＜DATA＞
■Atzaró （アトサロ）
住所：Ctra.Sant Joan 15 km Ibiza
TEL：(34)97 133 8838
料金：ダブルルーム1泊210ユーロ～
アクセス：空港からイビサ方向へ。イビサを越えサン・ジョアン方向へ約15km。ホテルの標識に沿っていく
