迷ったときはこれ！2012年上半期デジカメベスト5(2ページ目)

第3位　そこそこ小型で20倍ズーム＋全部入り
パナソニック　LUMIX DMC-TZ30

最薄部28.2mmで「そこそこ薄型」でありながら、24-480mm相当の20倍ズームレンズを搭載しています。マクロ撮影は3cmまで近づけることもあって、ほとんどのシーンでこの1台ですべての撮影ができてしまうのはなかなかに代え難い便利さといえます。

その他、GPS+電子コンパス、およびランドマーク記録機能はもちろん、マップデータをSDカードにダウンロードすることで簡易ナビとしても使うことができるのは特筆しておきたいところです。

また、液晶ディスプレイはタッチパネルに対応しているのですが、ほとんどの操作はカーソルキーで行うことができます。設定の変更などはカーソルキーで、追尾被写体指定などのタッチパネルが必要な操作はタッチパネルでという使い分けができることが、個人的には好感触でした。

また、動画撮影機能ではパナソニックのデジタルカメラとしては現在のところ唯一、フルHDの60P撮影に対応しているのも全部入りの面目躍如といったところでしょう。

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第2位　Wi-Fi対応でスマートフォンと画像共有を
キヤノン　IXY 1

薄さ19.8mmと一般的なコンパクトデジタルカメラの大きさよりも、さらに一回り小さいボディであるにもかかわらず28-336mm相当の12倍ズームレンズを搭載しています。ポケットに入るサイズでありながら、この倍率のズームレンズを搭載しているおかげでデジタルカメラとしての使い勝手はなかなかのもの。

また、デザインも16:9を基調とした黄金比を意識しており、フィルムカメラ時代の初代IXYにも似た上品なものとなっています。長く使うデジタルカメラというデバイスでは、持っていて嬉しいというデザイン全般も重要なポイントだと筆者は考えます。

そして最大の特徴はWi-Fi機能に対応しており、PC/スマートフォン/タブレットにワイヤレスで送れること。発売当初はiPhone/iPad/PCのみの対応でAndroidには対応していませんでしたが、2012年6月18日に対応アプリがリリースされました。

Twitterなどで画像つきのつぶやきをするときにも、スマートフォンのカメラ機能よりははるかに高画質、かつ12倍ズームが可能なデジタルカメラの画像を使えるのはうれしいところでしょう。


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