京都から芦屋に移転オープン「コシモ・プリュス」
コシモ・プリュスの外観。店前にはオープン祝いの花が並んでいます
その店の名は「コシモ・プリュス(Koshimo Plus)」。シェフは小霜浩之さん。京都は三条柳馬場の町家で8年半の長きにわたり「実力と人気を兼ね備えたフレンチ店」と認められていた「ドゥーズ・グー」に幕を下ろし、まったく新しい環境と自分らしいコンセプトで勝負するために心機一転、支配人でソムリエでもある小林正裕さんと共に芦屋へ移転して来られたのです。そして今回の移転を機に、店名もシェフご自身の名前を冠した「コシモ・プリュス(Koshimo Plus)」に改められました。
コシモ・プリュスの内装
実際、店内はメインダイニングのみで、オープンキッチンと全ての席を見渡せるように配置された24席が、ゆったりと広い席間で配置されています。亜鉛かと見紛う床はステンレスを磨いて艶を和らげたもの。白木の角材を縦に並べ、曲線を描くように配置した壁面と好対照を見せています。
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