SUBARU(スバル)/レガシィ

最高出力300馬力!新型レガシィ登場(2ページ目)

レガシィに2リッターターボエンジン車が追加された。世界トップクラスの性能持つエンジンを搭載し、クルマとしての性能は抜群。しかし、魅力を感じられないのは、なぜだろう…

国沢 光宏

執筆者:国沢 光宏

車ガイド

ハンドルを握ったら「素晴らしい!」と感じるのだが…

一方、2リッターターボは全て新しい。エンジン自体、トヨタ86用に開発したと言われる新世代の水平対向を使う。さらに燃料系がコストのかかる直噴。バルブ回りの可変機能にも凝り、ミッションは高性能ターボエンジン世界初の無段変速CVTになった。最高出力は300馬力と超強力。

ターボ無しなら4リッター級エンジンに匹敵する最大トルクの40.8kgmは、BMW328iの35.7kgmを圧倒する。BMWやベンツ式の表記なら『350』くらいを付けてもおかしくないほど。加えて低い回転域から太いトルク出す。さらに高回転域まで振動を全く感じさせない。
2.5L新世代ボクサーエンジンを搭載。高回転域まで振動を全く感じさせない、CVTだから変速ショックも感じないなど、素晴らしいエンジンだ

2.5L新世代ボクサーエンジンを搭載。高回転域まで振動を全く感じさせない、CVTだから変速ショックも感じないなど、素晴らしいエンジンだ


ハンドル握ったら「素晴らしい!」を連発したくなる。CVTだから変速ショックだって無し。それでいて2.5リッターターボより実用燃費にして20%くらい良いのだから文句なし。クラウンとかレクサスGSあたりに搭載してきたら、両手を挙げてホメたくなります。

残念ながら多くのクルマ好きは現行レガシィに魅力を感じていないらしい。だからこそ従来型レガシィから現行レガシィに乗り換えるユーザーも少ないんだと思う。かくいうガイドも初代レガシィから4代目まで全て乗り換えてきたけれど、新型を見た瞬間、「魅力を感じませんね」。クルマ(ハード)としての魅力は感じるのですが…
メーター中央に3.5インチのカラー液晶を採用。電動パーキングブレーキやSI-DRIVEのスイッチの配置を見直すことで、操作性を高めたという

メーター中央に3.5インチのカラー液晶を採用。電動パーキングブレーキやSI-DRIVEのスイッチの配置を見直すことで、操作性を高めたという


世界トップクラスの性能持つエンジンを搭載することによって、レガシィの販売台数は伸びるだろうか?


【関連サイト】
スバル レガシィ

  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます