キャプテンシート仕様をオプション設定
新たに設定された「スパーダ Z COOL SPRIT 」。全長4690×全幅1695×全高1815mm。車名どおりクールな佇まいが魅力だ。マイナーチェンジ後の価格は218万8000円~370万2000円
アイドリングストップの搭載や新開発のCVTなど、ステップワゴンが比較的大きなマイナーチェンジを実施したので、注目の実燃費を含めてレポートしたい。
まず今年4月に2WDからマイナーチェンジし、上記のアイドリングストップやCVTの改良などを受けたが、5月には4WDも同様の変更が実施され、ようやくではあるが4WDはATから新型CVTに変更されたことになる。JC08モード燃費でノーマルの「ステップワゴン」は15.0km/L、「スパーダ」は14.8km/Lに向上し、全グレードが「平成17年排出ガス基準75%低減レベル」および「平成27年度燃費基準+10%」を達成している。
機能面では、ウォークスルーを可能にしたまま設置される折りたたみ式センターテーブルを設定し、2列目に一部グレードでしかもオプションではあるがキャプテンシートを選べるようにしているのが朗報だ。また、今回試乗した「スパーダ」に「Z・COOL SPIRIT」を追加し、6月上旬には4WDにも同グレードが加わっている。
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