三角形の「デルタヘッド」で隅々まで吸える実用的なコードレスクリーナー
T-fal:エアフォース コンパクト 1万8800円前後(編集部調べ)
調理器具・小型家電で有名なティファールから、充電式のスティッククリーナーが発売されました。本国はじめ海外では既に発売され人気も高いというクリーナーが、日本向けに本体の長さを約12cmほど短くし、日本仕様として上陸。合理的なフランス人が愛用しているというクリーナー、どんな個性があるのかガイドが試してみましたのでご報告します!
よく動き狭い所でも小回りが利く、三角形の「デルタヘッド」
三角形の「デルタヘッド」は、コーナーにぴったりハマるので隅の掃除がしやすい
注目したいのは、三角形の「デルタヘッド」と言うヘッド部分。T字型ヘッドが主流のなか、三角ヘッドは珍しい形状です。三角の良さは、部屋のコーナーなど隅にもしっかりハマってくれること。一見ゴツそうに見えるヘッドですが、グリップを左右に動かすだけでかなりクルクルとよく動きます。最初はややコツが必要なのですが、テーブルや椅子の脚回りなど狭い場所ではいろいろな角度から攻めることができ、慣れてくると使いやすいと感じました。
隅のホコリを逃さない「ダストライン」
左右の2辺から中央の吸い込み口に向けてある溝がホコリの通り道となる「ダストライン」
しかし! 三角形のヘッドだと、先端部分はホコリが吸い込みにくくなるのでは? という思う人もいるでしょう。確かに、三辺それぞれに吸い込み口がある訳ではないのですが、このあたりもしっかり設計がされています。そのからくりが、裏面の「ダストライン」という溝。ひっくり返すと、先端から斜めの2辺からは、中心に向かって溝が何本か掘られています。これがゴミの通り道となる「ダストライン」。この溝により、斜辺からでもゴミが吸い込める構造になっています。溝を通過したゴミは、電動モーター付きのブラシでしっかりかき込まれて行きます。実際に、斜辺付近にあるゴミを観察していると、スルスルーっと吸い込まれていきました。これなら安心ですね。