■調査概要 「住宅設備と生活意識に関する実態調査」
実施時期:2011年8月9日~8月18日 調査対象:20~69歳の男女(全国)
調査手法:郵送留置調査 回収サンプル:計1924サンプル(n=1924)
9割がシステムバス(ユニットバス)
最近のシステムバスの傾向は、シンプルですっきりとしたデザイン [スプリノ]
最近のシステムバスは、商品バリエーションも豊富で、オプションのアイテムも充実し、個性的な演出が可能な商品も多くみられます。また、住宅メーカー商品の標準仕様になっていることも増えてきている要因のひとつでしょう。
広さをみてみると、約1坪、約1.25坪タイプが増加傾向にあり、マンションでも同様の傾向がみられます。
手すりや乾きやすい床などが設置
最近のシステムバスの傾向は、誰もが使いやすいユニバーサルデザイン、掃除のしやすさやエコロジーに配慮した工夫などが挙げられます。調査によると、その中でも多くの方が取り入れているのが、手すり。標準仕様・オプションなどメーカー、商品によって異なりますが、浴槽へ出入りの際などに使い勝手のいいものです。また、戸建て・築10年未満のお宅では、作り付けの洗面器置き場や乾きやすい床、ステップ付きの浴槽、お湯の冷めにくい浴槽なども設置されており、使いやすく、お手入れも楽で、無駄なエネルギーを用いない工夫が支持されていることがわかります。
その他、窓を設けることが一般的な戸建てに比べ、プラン上難しいマンションでは、築年数10年未満の場合、浴室換気暖房乾燥機や物干しバー・ロープなどの設置が多くみられるのは当然のことでしょう。
次ページでは、浴室での過ごし方や不満などをみていきます。