AV・スマートフォン連携がさらに楽しくなったNEC VALUESTAR
NECからVALUESTARの2012年夏モデルが発表された。前モデルでは、テレビ視聴ソフトにTwitterとの連携機能「つぶやきプラス」を組み込むなど、以前からAV機能には定評があったが、今モデルではさらにAV機能を充実させている。今回はWシリーズから、VW770/HSをご紹介しよう。なお検証には試作機を使用したため、性能などは実機と異なる場合がある。より機能的になった新デザイン
VALUESTARの最上位であるWシリーズは、23型モニタを備えた一体型。今回紹介するVW770/HSは、CPUにCore i7-2670QM(2.2GHz、4コア8スレッド)、HDDは大容量の3TB、メモリ8GB、Blu-ray Discドライブ、USBポートx8と、文句のない性能。機体デザインは、前モデルからいくつかの変更がある。まず、モニタとその下に位置するスピーカーとが分離された。後述するが、YAMAHA製のスピーカーの利点をより生かすための措置だ。従来にも増して、AVコンテンツを楽しむことができる。
機体前面にはフロントにUSBポート×2とメモリカードスロットが配され、USBメモリなどのちょっとした抜き差しが容易になった。またこれまでも機体脚部にキーボードを収納できていたが、今回、機体脚部に溝が設けられ、キーボードをしっかりと収納できるようになっている。機体脚部へのキーボード収納は、実際に使ってみると意外と便利なので、一度試してみて欲しい。
全体に、性能上の改良に伴い、デザインがより機能的になったと言えるだろう。
次のページでは、VW770/HSのAV機能について紹介しよう。