大阪にもあ~る!「大阪R不動産」
まずははじめは「大阪R不動産」。「駅徒歩○分以内」「○平方メートル以上」といった従来からある不動産セグメント手法を無視した斬新なサイトとして有名になった「東京R不動産」の大阪版です。この「大阪R不動産」には長屋というカテゴリーがあります。掲載されているのは賃貸も売買もごちゃ混ぜ。この緩い感じがいいですね。不動産をスペックではなくキャッチコピーで表現しています。物件数も豊富。いい長屋に巡り会えそうです。
シュールな不動産のセレクトショップ「みんなの不動産」
つづいては「みんなの不動産」。「みんなの~」といいながら、シュールな不動産ばかりが並んでいるのが特徴です。サブタイトルは「長屋・町家」となっていますが、「長屋」の方がしっくりとくるこのサイト。検討可能な物件数は2件と少ないですが(2012年4月28日現在)、事例として掲載されている成約済み物件まで含めると掲載物件は豊富。
「みんなの不動産」が関わっているサイトに、大阪の水辺にある不動産ばかりを集めた「水辺不動産」というサイトもあります。まったく長屋とは関係ないですが、長屋が好きな人はこちらも好きそうなので要チェックです。
ベタなネーミングです「大阪の下町」
最後に紹介するのは、ストレートなネーミングの「大阪の下町」。下町がどのエリアを指すのかはよくわかりませんが、細かい事はいいっこなし。掲載物件のエリアをよくよく見てみるとJR大阪環状線と南海本線、南海高野線に見事に偏っています。このサイトに「借家・長屋」というジャンルがあります。一戸建ても含まれていますが、長屋もしっかり登録済み。解説文の面白さでは「大阪R不動産」や「みんなの不動産」に及びませんが、スペックがきちっとアピールされているという点では「大阪の下町」の方に軍配が上がります。
賃貸からマンション、そして郊外一戸建てで上がりとなる「住宅スゴロク」何て言葉もいまや昔の話。どのように住むか?という選択肢はここ5年10年で確実に広がっています。大量生産大量消費の社会が頭打ちとなったのと時を同じくして、住まいの方も「長屋(町家)暮らし」や「リノベーション」といった選択肢が出てきました。
ちょっと興味があるというあなた!このゴールデンウィークは大阪府下で長屋巡りは如何ですか?