寒い冬の夜、はりねずみさんの家のストーブが壊れてしまいました。ところが、困ったことに、お隣のりすさんの家でもストーブが故障です。そこで、2匹は体をよせあって寝ることにしましたが……
いや~、いくらなんでもそれは無理でしょう!? だって、はりねずみと体を寄せ合って眠るなんて、考えただけで、体のあちらこちらが チクチクしてきます。ところが、彼らは素晴らしいアイデアを思いつき、ホカホカ、ぬくぬく、気持ちのよい夜を手に入れます。
おすすめのポイントは、このアイデアの面白さと、見ているだけで眠くなりそうなほんわかとした可愛いイラストです。
ホントに、おやすみ前にぴったりの絵本ですが、寒い夜にお子さんと同じベッドでの読み聞かせには、ご用心! よほど心してかからないと、一緒に眠ってしまいますよ~。
■1歳から幼稚園位のお子さんまで、性別を問わず幅広い年齢のお子さんにおすすめです。
■エルザ・ドヴェルノア:文 ミシェル ・ゲー:絵 末松氷海子:訳
■童話館出版