好調、ゼクシオセブン!
以前の記事、「ファン待望! XXIO 7(ゼクシオ セブン) 発表!」 で紹介したダンロップの人気ドライバー、「XXIO7(ゼクシオセブン)」が人気です。日本で一番の人気を誇る「ゼクシオ」ブランドの中でも過去最高に好調とか。ブランドの信頼感、デザイン、プロの活躍など総合的なところが評価されたものなのだと思います。さらにもう一点、ゴルファーに評価されたポイントがあるのではないかと思います。
それは、クラブヘッドの重量を従来のモデルに比べ重くしたことです。5g程度重くなっています。
スイングバランスや総重量を気にするゴルファーは多いですが、ヘッド重量にまで注意を払うゴルファーはなかなかのギアマニアと呼べるでしょう。公表されてない場合がほとんどという事情もあります。
「ゼクシオ」はそれまで比較的ヘッド重量が軽めに属するモデルでした。7代目にしてヘッド重量の増加に舵を切り、それをセールスポイントの一つにしているのは、ヘッド重量アップが性能面でのメリット、特に飛ばしに重要と考えられているからでしょう。
今回は、あまり知られていないドライバーのヘッド重量について紹介します。
まず基本的なことですが、ヘッド重量が重いほうが飛距離は伸びると言われています。重量が重いほうが衝突のエネルギーは当然大きいものになります。
ドライバーのヘッドは、一般的には200g弱くらいですが、比較的重いモデルと軽いモデルを比べると10g以上違うものが少なくありません。
振り心地に関して言えば、持った感じの重さを示すスイングバランスを一致していても、ヘッド重量が変われば持った感じ、振った感じは変わります。
様々なモデルを打ち比べたことのあるゴルファーであれば、例えば同じスイングバランスD0のドライバーであっても、振りやすいモデルと振りにくいモデルがあることを体感されているのではないでしょうか?
あくまでも傾向ですが、海外メーカーではヘッド重量が重いものが多いようです。
ピン、テーラーメイドなどがその代表格。ピンの最新モデルである「G20」や「i20」では、200gを超える“重ヘッド設計”による飛距離性能を大いにアピールしています。キャロウェイでも、日本限定ブランドの「LEGACY」、海外ブランドの「DIABLO」とも200g前後の十分なヘッド重量があるようです。
一方、日本国内のモデルは軽めに設定されていることが多いようです。中には、190gを切るモデルもあります。海外ゴルファーとの体力差を考慮すると当然ではありますが、結果的には、振り切れれば海外ブランドの方が飛距離の出る可能性が高いともいえます。