多種類で選ぶのが難しいMR16型LED電球 

MR16型LED電球

写真4.種類も多いMR16型LED電球

MR16型 LED電球はホームセンターや大型家電店に販売されつつあります。ネットでも購入ができますが、種類によって1000円台~5000円台くらいと幅があります。(2012年現在)従来のMR16 ダイクロハロゲンに比べ一般的には高価になりますが、一部で安価なものもあり、新規参入の光源メーカーから従来メーカーまでが競い合って製造しています。

 

MR16型 LED電球の光のイメージ

写真5.MR16型 LED電球の光

照明の質については、一頃言われていた演色性の問題や光色ムラも改善されつつあります。とは言えメーカーによってその品質は玉石混交状態です。

例えば、写真5と写真6は、どちらもMR16型 LED電球ですが、写真6では、ランプの縁が影になり光にムラがあるのがわかります。

実際に点灯している状態が売り場で見られるとよいのですが、メーカーごとで比較して展示されている店はまずないと思います。したがって消費者は適正な照明効果を求めるために、どれを選んだらよいか難しい状況にあります。

 

MR16型 LED電球の光のイメージ

写真6.光ムラがでているタイプもある

結局、データを見て、ランプ寿命やランプの全光束、演色性、色温度の確認を行います。さらに調光が可能か、また、ランプ形状も微妙に違うので、もし既存の器具に代替する場合、ランプが上手く収まるかなどの検討も必要になります。それでも点灯した時の光の効果は購入前にイメージしていた通りになっていないことがあります。

MR16型 LED電球のチップはおもに3粒タイプと1粒(ワンコア)タイプがあります。LEDのスポットライト器具はワンコアタイプの光が比較的安定した照明効果が得られそうで、奨められます。しかし、MR16 型LED電球は必ずしもそのようなことは言えず、結局点灯されている状況のものがあれば、自分の目で確認することになります。(写真4)

MR16型LED電球のワット数はメーカーによって異なりますが、だいたい3W~7Wが一般的です。例えば5.8Wで直下照度がMR16 ダイクロハロゲンの40Wと近くても、ランプ自体の光束量が電球色で300lm前後とダイクロハロゲン40W(約540lm)より少ないので、MR16型 LED電球の方がどうしても暗く感じることになります。

 

MR16型LED電球

写真7.口金が異なるMR16型LED電球

なおMR!6型LED電球は反射鏡の形状が同じでも、口金だけがEZ10とか2ピン式などがあり、また12V点灯型もあるので、購入時に十分注意しないと、せっかく高額で購入しても使えません。(写真7)

今年は東京電力の電気料金が上がる可能性があります。東京電力管内の店舗や住宅の間でも、この機会に照明のLED化がさらに急ピッチで進む可能性があります。だからこそ店頭で簡単に購入できるLED電球は、単に電力費が安いとかランプ寿命が長い、と言った経済的利点だけに惑わされて選ばないよう注意しなければなりません。

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