マンション相場・トレンド/新築マンションレポート

高層階で、地震 その備えは?(2ページ目)

東日本大震災で明らかとなったマンションの高層階のデメリット。中でも、電力供給のストップや故障によるエレベーターの停止は、上階の住民にとって生活するうえでの大きな負担になりました。19階建てのクレヴィア巣鴨を例に、マンションの地震対策の今をレポートします。

岡本 郁雄

執筆者:岡本 郁雄

マンショントレンド情報ガイド

 

高台の地盤を評価
開放感あるビューも魅力

クレヴィア巣鴨の完成予想図

開放感のあるビューは、マンションならではの良さ。写真は、クレヴィア巣鴨の完成予想図

クレヴィア巣鴨はJR山手線「巣鴨」駅と都営三田線「西巣鴨」駅の間に位置し、巣鴨地蔵通り商店街も身近な山の手の高台に位置します。街が、古くは江戸時代に旧中山道として形成されたように、歴史ある高台の市街地の場所で、地盤に対する安心感が地元のユーザーにあるようです。
 

天井高約2.5m 開放的な景色が魅力

リビング

寛げるリビング空間からの絶景ビューは、マンションならではの贅沢

モデルルームを見ると、ワイドスパンかつ天井高を約2.5m確保した開放的なプランで、寛げる空間に。再開発が進んでいる東池袋周辺地区が身近で、都会ならではのビューも楽しめそうです。

パナソニックが開発した、有機ガラス系新素材を使った浴槽や洗面ボウルは、清潔さを維持し快適な暮らしを予感させます。

湾岸エリアのタワーも、地震対策をより強化し好調物件も目立ち始めました。空と快適さといったマンションの良さを安心して享受するためには、地震対策が大きく求められる時代になったと言えるでしょう。


 
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