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二択でチェック!投資初心者の陥りやすい7つのワナ(2ページ目)

銘柄や商品を選ぶ前に、投資の方針を決めなければなりません。特に、やってはいけないことをしっかり決めておきましょう。それを考えるときに、使って欲しい7の選択肢をご案内します。やってしまう前に学ぶべきことがあります。

北川 邦弘

執筆者:北川 邦弘

はじめての資産運用ガイド

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4.レバレッジをかけない

100の資金で100だけの資産を買うのが、現金主義(あるいは等倍のレバレッジ)です。100の資金で、200や1,000の資産を買おうとするのがレバッレジ投資です。儲けも何倍になりますが、損失も何倍にもなります。信用取引きや為替FXに人気があるのはこの効率性です。初心者はレバレッジをかけないことに徹してください。

5.いつでも解約できる

購入期間の定めのあるもの(クローズドエンド型)といつでも買えるもの(オープンエンド型)があります。解約期間についても制限のあるものがありますから、注意が必要です。投資で安全なことは、いつでも撤退できる出口を開けておくことなのです。

6.合法的なものを選ぶ

あなたが法律で守られたいのであれば、あなたも法律を守らなければなりません。投資をするときには、合法的な商品を選びましょう。合法的な商品とは、金融商品取引法に基づいて金融庁に届出がされている商品です。

非合法な商品には、金融庁の規制を回避したアウトサイダー的な投資商品や海外で組成された外国籍の金融商品があります。

また、募集が公開されているものと非公開のものがあります。非公開のものにプレミアを感じてしまうのも人情ですが、一般的には非公開のものはリスクが高く投資家保護が十分ではありません。普通の人が投資するなら、日本国内で作られたもので、金融庁に届出がされている公募のものを選ぶことが安全です。非合法な金融商品や業者にはご注意ください。

7.無期限の運用をする

運用期間を3年、5年、10年などと定めた商品がありますが、悪い市場環境で損失をこうむったときには運用期間が足りずに元本を回復できないことが考えられます。そのため、投資信託などでは無期限のものが一般的です。

FX取引なども基本は無期限ですが、レバレッジを効かせていると、相場が大きく動いたときには24時間以内に追加証拠金を納めないといけないケースもあり、とても忙しい思いをします。

やりながら学ぶのでは手遅れ

いかがでしたか?

現物資産だけに投資する、無期限の運用をするなどは、意外だったかもしれません。でも、投資の世界ではこれが基本です。投資スタイルを決断してから投資を始めてください。こればかりは、やりながら学べることではありません。やってしまう前に学ばないと、致命傷になります。
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