注文住宅/家づくり物語 実例を通して

敷地を決めたポイントは?/M邸・第1回

今回から「家づくり物語」と題し、全9回にわたり土地購入から竣工まで、施主とのやり取りや決定していったポイントなどを踏まえて紹介していきます。第1回は敷地を決めたポイントです。敷地を決めるポイントとは?佐川が解説していきます!

佐川 旭

執筆者:佐川 旭

家を建てるガイド

第1回・・・敷地を決めたポイントは?

今回から「家づくり物語」と題し、全9回にわたり土地購入から竣工まで、施主とのやり取りや決定していったポイントなどを踏まえて紹介していきます。第1回は敷地を決めたポイントです。

でもその前に!土地に関する規制を整理しておきましょう。


全国面積の約1/4が都市計画区域

一般に家が建てられるのは都市計画区域内です。都市計画区域は市街化区域と市街化調整区域に分けられます。市街化区域には家を建てられますが、市街化調整区域には農家の住宅や開発許可を受けたものしか建てられません。かつて、郊外の土地を安く購入したが後で建物を建てることが出来なかったというトラブルなどもありました。現在は土地購入の際重要事項の説明などがあり、こんなことはありません。


土地購入で一番注意すること

求めようとしている土地の用途が何になっているかを確認しましょう。
主に住居系の用途地域は次の7つです。

・第一種低層住居専用地域
・第二種低層住居専用地域
・第一種中高層住居専用地域
・第二種中高層住居専用地域
・第一種住居地域
・第二種住居地域
・準住居地域


この中で第一種低層住居専用地域は良好な住環境を実現すべく、建ぺい率や容積率が特に厳しく規制されています。


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