各社のドラム式洗濯乾燥機・2011-12年モデル
例年秋~冬にかけて新製品が発売される、ドラム式洗濯乾燥機。今年も各メーカーから2011-12年モデルが出揃いました。今年のトレンドは「コンパクト」と「時短」。パナソニックに続き、日立からコンパクトサイズの製品が登場!また、節電意識の高まりにより、消費電力量の削減の一環として、様々な省エネ機能が開発。運転時間を短くすることで省エネと家事の時短が両立されているのは、使い手にとってうれしい流れと言えるでしょう。それでは、各社のPRポイントを中心にご紹介します。
幅60cmのスリムサイズ登場!~日立・ビッグドラム
幅60cmのスリムタイプは、ブラックを含め3色展開
不動の人気を誇る日立ビッグドラムは、直径約63cmの大きなドラムと時速約300kmの風で、ドラム内で衣類を大きく広げながら乾かす「風アイロン」が特長。乾燥の仕上がりの良さに定評があります。しかし、ドラム径が大きいため本体幅も大きいというのが弱点。そんなビッグドラムに、いよいよ本体幅60cmのスリムタイプが登場! 今までスペース的に置けない……と諦めていた人に待望の製品です。
乾燥仕上がり比較~左:標準タイプのビッグドラム(風アイロンあり)/中:風アイロンなし/右:スリムタイプ(風アイロンあり)
ドラム径を小さくした分、奥行き広げることでドラムの容量を確保。洗いはもちろん、乾燥の仕上がりも維持しつつ、スリム化を実現しました。気になるのは、人気の「風アイロン」の仕上がり具合。発表会では、従来のビッグドラムとスリムタイプ、それぞれで乾燥した衣類を展示していました。厳密に比べれば乾燥の仕上がりには若干の差がありますが、風アイロンの無いタイプと比較すれば、かなり良い仕上がりを維持できていました。
さらに、洗濯槽の外側を洗濯の度に掃除する「自動おそうじ」機能も搭載。排熱を再利用する「ヒートリサイクル」、ヒーターを使用しないで乾燥できる「ヒーターレス節電乾燥」など、省エネ性能も高く、スリムタイプとは言え最上位に搭載されている機能を網羅しています。スタイリッシュでスッキリしたデザインに合わせて、本体カラーにブラックも登場しているなど魅力ある製品になっています。
参考記事:
ガイドレビュー
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メーカー製品サイト
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ニュースリリース