映像を楽しむ撮影効果
GZ-V570は、きれいな映像を撮れるという機能をベースにして、さらに、その映像を楽しむ撮影効果を搭載。たとえば、次のような撮影効果が搭載されています。・アニメーション撮影
・顔デコレーション撮影
・スタンプ撮影
・手書き撮影
・高速撮影
・タイムラプス撮影
・フレームインREC
これらのどの撮影モードも面白いのですが、そのいくつかを紹介しましょう。
高速撮影とタイムラプス撮影
「高速撮影」は、超スローモーション撮影ができる機能。たとえばゴルフのスイング確認、ペットが歩くときの足暴き、ものが壊れる瞬間の映像などなど、動くものを撮ると、ちょっとびっくりする映像が楽しめます。「タイプラプス撮影」は、高速撮影とは逆で、秒単位で1フレームずつ撮影できる機能。たとえば、日の出や雲の流れ、花が開く状態など、長時間を10秒とか20秒などに縮めた映像を作ってくれます。これらもビデオ編集ソフトがなければなかなか実現できないのですが、GZ-V570で撮れるのです。
実は、この高速撮影、タイムラプス撮影の2つが、筆者の購買意欲に火を付けてくれました。高いところから街の夜景をタイムラプス撮影したいと思っています。
映像のプリクラ
以前、プリクラが流行りましたが、「アニメーション撮影」や「顔デコレーション撮影」、「スタンプ撮影」、「手書き撮影」は、いわば映像のプリクラです。撮影する映像に、アニメーションや手書き文字、イラストなどを合成し、映像を楽しく演出してくれるのです。これまでは、こうした効果を楽しむにはパソコンでビデオ編集する必要がありましたが、GZ-V570なら、簡単に本体でこうした効果を楽しめるのです。子供やペットの映像を楽しく演出し、YouTubeなどにアップロードして楽しんでみるのもよいでしょう。
このほか、人が笑った瞬間に写真を撮影してくれる「スマイルショット」や、フレームの中で動きがあると撮影を開始する「フレームインREC」といった機能で、思う存分映像を楽しむことができます。
こんなユーザーにお勧め
子供が幼稚園に入園した頃から、子供も映像に興味を持ち始めます。自分の映像がテレビに映し出されると喜ぶのですが、さらに、撮影効果で楽しい映像が見られると、もっと喜ぶのではないでしょうか。映像って、単に記録するだけでなく、映像を見ながら遊べるということが実感できます。また、ペットがいるユーザーにもお勧め。家庭用ビデオカメラでは初(2011年12月15日現在)の、犬と猫の顔を検出する「ペット顔検出」機能を搭載しており、かわいい表情も逃さずしっかり撮影できます。他にも「高速撮影」を利用すれば、いままでとはちょっと違ったペットの動きや表情が楽しめます。
また映像を楽しみたいけど、ビデオの編集はちょっと苦手というユーザーにもお勧めです。
【関連サイト】
JVC ビデオカメラ
JVC GZ-V570