テーブル・椅子/テーブル・机選び

テーブルの選び方 (8) おすすめリビングテーブル1(2ページ目)

石川 尚の【インテリア・ノート】今回から各お部屋ごとの「テーブル」、リビング編です。くつろぎの空間、リビングルームに似合うおすすめテーブルを連載します。初回の「アクセントになるテーブル」とは?

石川 尚

執筆者:石川 尚

ファニチャーガイド

「アクセント」になるリビングセンターテーブル

■#01 NOGUCHI Coffee Table Low table (ノグチコーヒーテーブル、ローテーブル)
2

                 引用:Table Design /六耀社,P62


「アクセント」というより、「アート」ですね。ガラスとクルミ材の脚の構成が造形的かつ存在感のあるテーブルは、彫刻家イサム・ノグチがデザインしました。細部も全体も柔らかいアールとカーブで形成され、人間性に溢れています。そしてどのような空間でも馴染む不思議な魅力のテーブルです。

D:イサム・ノグチ 1939年
P:ヴィトラデザインミュージアム
M:天板 ガラス 脚 クルミ
S:w1280 d930 h400
H:hhstyle.com ¥227,850-
(D/デザイナー、P/製作、M/素材、S/サイズ、H/販売元)


■#02 SNOW Center table (スノーセンターテーブル)
3

                 引用:Table Design /六耀社,P82


「雪の結晶」をモチーフにしたテーブルは、一度見たら忘れられません。白い幾何学模様の中には計算された構成と心象的なイメージが重なり合い、とても美しいテーブルとなっています。モノトーンでシンプルなリビングルームに象徴的に配置される……そんなシーンがピッタリのスノーテーブルです。

D:ネンド 2005年
P:SWEDESE
M:天板 ガラス 脚 合板
S:w1250 d700 h290
H:SWEDESE JAPAN ¥132,000-


■#03 Side table #3710(サイドテーブル#3710)
4

                 引用:Table Design /六耀社,P56


繊細なラインが集合したとても優雅なテーブルです。まるで日本の「竹細工の籠(かご)」のよう。
エーロ・サーリネンの事務所に従事し、アメリカ建築家協会国際大賞を受賞したプラットナーがデザインしたテーブルです。重厚感のある革ソファと組合わせると良いでしょう。

D:ウォーレン・プラットナー 1966年
P:Knoll
M:天板 強化ガラス 脚 スチールワイヤーニッケルメッキ
S:w400 d400 h457
H:Knoll Japan ¥136,500-


■#04 CON RUOTE , Low table (コンルオーテ,ローテーブル)
5

                 引用:Table Design /六耀社,P64


ダガラスの天板に4台のラバータイヤを取付けたユニークなローテーブル。80年代に流行った「ハイテックデザイン」の象徴的存在、そして機能的な構成が印象的です。プラスマイナス=ゼロの力強さが空間にインパクトを与えます。イタリアの女流建築家が手がけたテーブルです。

D:ガエ・アウレンティ 1980年
P:Fontana Arte
M:天板 クリアガラス t15 脚 ブラックラバータイヤ
S:w1000 d1000 h250
H:カッシーナ・イクスシー ¥153,300-



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