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住まいのコラボ例(2)~スウェーデンハウスとIKEA

スウェーデンの住文化の発信を掲げてきた「人気インテリア家具」と「ハウスメーカー」が手を組んだ新商品が生まれました。イケアのキッチンを標準装備した「SAKITATE interior designed byイケア」。スウェーデン人インテリアスペシャリストがそこで語った日本へのメッセージとは?

河名 紀子

執筆者:河名 紀子

家づくりトレンド情報ガイド

若い20代向け商品にインテリアの楽しみをプラス

母国スウェーデンと同じ中立政策をとっていたかに見えたIKEAが、ついにある住宅企業と組みました。イケア・ジャパンがスウェーデンハウスとキッチン関連商品の取り扱い連携を結び、「SAKITATE interior designed byイケア」を20120年1月から販売スタート。若い時から建てることを勧めた同社の20-30代前半向け商品「SAKITATE」にイケアのキッチンを標準装備したものです。

小島

「デザインにこだわる一次取得層に訴求できれば」と今回の狙いを語る小島常務

2011年9月に先だって発売した「SAKITATE」は、若い20代から住まいを建ててより余裕のある生活を楽しもうというのがコンセプト。「住みながら変えていくカスタマイズ費用を含めた借り換え延長できる独自のローン」で「良い家は早いうちに」を応援し、「自分らしくカスタマイズしながら」などがポイントの商品です。

同商品の発売は震災後でしたが、逆に震災後の不況や政治不安、復興増税など先行き不安が高まっていることを背景にあるのでしょうか、「SAKITATE」の販売は震災後も好調。「エコポイントが一旦切れ、昨秋から戸建市況はトーンダウンにあるが、当社は逆に昨秋から前年比増連続で数か月推移している。この流れを今回の新商品で一次取得若年層にデザインや感性にさらに訴えることができれば」と同社の小島常務。

1976通りのイケア・キッチンから選べるカスタイマイズ性

外観

「SAKITATE interior designed byイケア」大和モデルハウスの外観

イケアといえば、「家が世界で一番大切な場所」との考えのもと、スウェーデンのデザインや色使い、機能性や環境配慮を盛り込んだ家具や商品を、手ごろな価格で提供する世界最大のホームファニッシング企業。スウェーデンの広い家ではなく、あくまで日本の限られた土地に建つ戸建やマンションなど、ジャパン・リアルサイズに合わせた室内空間再現やディスプレイ演出が好評で、連日ショップも家族つれでにぎわっています。

イケア・ブームの人気の要因は、デザイン性や価格の手ごろ感はもちろん、自分らしい部屋をつくるカスタマイズ性に長けていること。昨今の女性誌やライフスタイル誌でも「IKEAで私だけの空間を手に入れる」というような特集が好評を得ています。

ダイニング

白を基調にしたSAKITATEの空間に、IKEAのシンプルで機能的な家具をコーディネート

今回の商品はデザイン性とカスタマイズ性の高いイケア・キッチン関連商品の取り扱いを企業として合意できたことから誕生。事実、キッチン扉13種類、取っ手19種類、ワークトップ8種の1976通りから「Only One」が選べるといいます。住まい手が近くのイケアのWEBやイケアストアでキッチンの風合いや使い勝手を確認し、店頭価格そのままで自由にコーディネートが可能。自分らしくカスタマイズしながら家族が成長していく「SAKITATE」のコンセプトに、同じくカスタマイズ性とデザイン性の高いイケアのキッチンを絡めた形といえます。

次ページでは、このほど見学会が行われた神奈川県大和市の分譲地でのモデル紹介を交えながら見ていきましょう。

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